米男子ツアーのAT&Tペブルビーチプロアマは6日、米カリフォルニア州のペブルビーチゴルフリンクス（6,972ヤード・パー72）で未消化分の競技を行い、ジャスティン・ローズ（英）が2日間にわたった最終ラウンドを「66」とし、通算18アンダーでツアー通算11勝目を挙げた。

　最後に優勝した2019年のファーマーズインシュランスオープン当時は世界ランキング1位に君臨していたローズ。4年間勝利なし、世界ランクは71位（前週時点）にまで下降したが、「どちらも気にしていないです。ただ良いショット、良いプレーができていないと感じていただけです。それがフラストレーションが溜まる部分でした」と明かした。

　4年ぶりのタイトルで世界ランクは35位に急浮上。マスターズトーナメント（4月6日～／米ジョージア州／オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ）の出場が確実となり、「オーガスタは間違いなく私の頭の中にある大きな部分を占めていました。ポイントを稼いでその道を切り開くつもりでしたが、勝って達成することはもっと良い方法でしたね。オーガスタへのプランが立てやすくなったので、その点では安心感があります」と喜びを語っていた。

（写真：Getty Images）