世界ランキング3位のジョン・ラーム（スペイン）が、9日開幕の米男子ツアー、WMフェニックスオープン（米アリゾナ州／TPCスコッツデール）で大会初優勝を目指す。

　ラームは今年に入ってセントリートーナメント オブ チャンピオンズを制すと、その2週間後のザ・アメリカンエキスプレスで出場2試合連続優勝を達成。3連勝を狙った2週前のファーマーズインシュランスオープンは最終日にスコアを落として7位タイに終わったが、3日目終了時点では首位と2打差の好位置につけており目下絶好調と言える。

　スコッツデール在住でアリゾナ州立大学卒のラームにとって今週のフェニックスオープンは特別なトーナメント。7回の出場で優勝こそないものの、すべて16位以内（トップ10入り4回）と相性は悪くなく、「砂漠のゴルフには慣れているから、居心地が良い場所。思い入れがあるよ」と印象を語った。

　ちなみに米ゴルフウィークによると、自身と現世界ランク1位のローリー・マキロイ（北アイルランド）、同2位のスコッティ・シェフラー（米）の成績次第ではあるが、今大会でナンバーワンに返り咲くチャンスもあるという。

（写真：Getty Images）