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国内男子

池田がプレーオフでV! 遼、今季3勝目ならず

2009年8月30日(日)午後6:00

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 国内男子ツアーのVanaH杯KBCオーガスタは30日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。この日9アンダー63で回った池田勇太が、通算21アンダーで並んだ今野康晴とのプレーオフを制した。ツアー初優勝を飾った6月の日本プロゴルフ選手権に続く今季2勝目をマーク。首位でスタートした石川遼は1打差の単独3位に終わった。

 23歳の池田が混戦を制し、今季の賞金ランクトップに躍り出た。前半でスコアを2つ伸ばすと、後半は11番から圧巻の5連続バーディを奪取。17番でもバーディを獲ると、18番でバーディパットを沈めた。9アンダー63と爆発し通算21アンダー。プレーオフでは2ホール目でバーディを奪えなかった今野に対し、バーディパットを決めて栄冠に輝いた。今大会の前まで同ランク5位だった池田。この勝ち星により同ランク1位に浮上し、賞金王候補に名乗りを上げた。

 一方、逃げ切りVを目指した石川は11番まで5バーディ、ノーボギーと安定したゴルフを披露。だが、13番パー5の2打目をロストボールとし、最終日初のボギーを叩いた。その後2バーディ、1ボギーで回り、先にホールアウトしていた2人に2打ビハインドで最終18番パー5へ。2オンに成功しイーグルチャンスにつけたが、「ショートしてしまったことが悔しいです」と振り返ったようにパットは外れた。バーディ止まりで6アンダー66の通算20アンダー単独3位。今季3勝目には惜しくも手が届かなかった。

 その他、谷原秀人が通算16アンダー4位、谷口徹と矢野東が通算15アンダー5位タイに入った。前週優勝の藤田寛之が通算13アンダー13位タイ、今季のマスターズで単独4位と健闘した片山晋呉が通算12アンダー20位タイ。14歳と21日の史上最年少で予選を突破した伊藤誠道(湘洋中2年)は通算3オーバー66位タイで大会を終えた。

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