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石川遼が語るマッチプレーの極意とは…?/ロイヤルT

2011年1月9日(日)午後0:35

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 アジア選抜と欧州選抜による対抗戦ザ・ロイヤルトロフィに出場している石川遼が、大会最終日(現地時間9日)に行われるシングルスマッチに向け意気込みを口にした。

「ハートとガッツ」。石川が語る最強のマッチプレーゴルファーになるための条件がこの2つだ。昨年5月の中日クラウンズ最終日で世界を驚愕させるツアー最少ストローク『58』をマークしたことを引合いに出し、「仮に僕が『57』を狙うとしたら常に攻めの姿勢でより多くのバーディを奪わなければならない。しかし、自分のことだけを考え目の前の一打に集中するストローク競技とマッチプレーは違う。相手のゴルフの内容によって展開は大きく変わるし、時には攻めの姿勢が裏目に出ることもある」。

 個人と個人が激しく凌ぎを削るシングルス・マッチプレー競技の心構えを念頭に置いた上で、石川はさらにこう語る。「1つのマッチで対戦する1人の相手に“絶対”勝つ。そのことだけを考え、それを実行するためにどれだけ強いハートとガッツを見せられるかが勝負のカギとなる」。ザ・ロイヤルトロフィには過去2度出場している石川だが、最終日のシングルスでは未だに勝利を挙げることができていないだけに、「今年こそは」と並々ならぬ闘志を燃やしているはすだ。

 なお、今大会は2日目を終えた時点でアジア選抜がトータルポイント6-2と大きくリード。圧倒的に有利な立場で迎える最終日、石川はウェールズ出身の25歳リース・デービスと対戦する。世界ランクでは35位の石川に対して69位と格下だが、果たして日本の19歳はザ・ロイヤルトロフィ出場3度目にして自身初のシングルス勝利を飾ることができるのか…?

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