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国内男子

宮本&谷口が今季初Vに向け首位タイで最終日へ 石川は19位タイ後退

2011年10月22日(土)午後6:16

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 国内男子ツアー、ブリヂストンオープンゴルフトーナメントは22日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。初日からトップの座をキープしている宮本勝昌に、3アンダー68をマークした谷口徹が通算9アンダーで並び、首位タイで最終日を迎えることとなった。1打差の単独3位タイには河井博大、さらに1打差の4位タイには一時首位に浮上した諸藤将次、すし石垣らが続いている。逆転で賞金王を狙う石川遼は、トリプルボギーを叩くなど2つスコアを落として通算3アンダー19位タイに順位を落としている。

 初日からトーナメントをリードしている選手会長の宮本は前半、2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせず、一時は諸藤らに首位の座を譲る。それでも後半に入って上位陣がスコアを落とすと、16番のバーディで再び単独トップに浮上。最後は谷口に追いつかれはしたものの、1アンダー70でラウンドし通算9アンダー首位タイでホールアウトした。最終日、今季初優勝をかけて残り18ホールの戦いに臨む。

 この日、その宮本に並んだのは同ツアー通算16勝を誇るベテランの谷口だ。バーディ発進のあと15番までスコアカード通りのゴルフが続いたが、16番でバーディを奪うと、最終18番をバーディで締めくくって3アンダー68。今季未勝利のベテラン2人が首位に並んで最終日を迎える。

 今季初Vをつかむために上位進出を狙った石川だが、序盤の2番で痛恨のダブルボギーを叩くと、後半にも14番パー4でOBを叩いてトリプルボギー。3つのバーディは奪ったものの2オーバー73とスコアを崩して、通算3アンダーで近藤共弘らと並ぶ19位タイに後退した。

 その他、松村道央がこの日のベストスコア6アンダー65をマークして諸藤らと並ぶ通算7アンダー4位タイに浮上。1打差の7位タイに久保谷健一、小田孔明、H・T・キム(韓)がつけ、さらに1打差の10位タイには、今大会にスポット参戦している今季米ツアー1勝のブラント・スネデカー(米)ら3人が続いている。

 前週の日本オープンゴルフ選手権競技を制して賞金ランク首位を快走するベ・サンムン(韓)は、7バーディ、3ボギーの4アンダー67をマークして通算2アンダー27位タイに順位を上げた。

 なお、3連覇がかかっていたホストプロの池田勇太は予選落ちとなっている。

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