レッスン
アプローチは下手投げの動作でイメージを作る 吉田直樹
2023年4月6日(木)午後4:00
今回は、ショートゲームで自分が思ったところにボールを運ぶためのレッスンをしましょう。
アプローチショットでまず考えなければいけないのは、どのクラブを使うかということですが、それは、ピンの位置によってジャッジします。
例えば、グリーンエッジのすぐそばにピンがある場合、またピンに対して下り傾斜になっている場合はロフトがあるクラブを選びます。一方、グリーンを長く使える場合は、転がしが使えるので、少しロフトが立っているクラブを選びます。
よく、「転がせる状況なら転がしたほうがいい」といわれますが、まさにその通り。ランニングアプローチのほうがキャリーさせる距離が短くてすむので、その分、誤差が出にくく、やさしく寄せられるからです。
さて、クラブを決めたらショットに入るわけですが、構える前にどういう球で攻めるかをしっかりイメージすることが大事です。
その際、写真のように、まず下手投げでボールを投げるつもりでイメージを作ると、振り幅や力加減が明確になります。
具体的には、「どれくらいのスピードで振っていくのか」、「どれくらいの高さで打ち出していくのか」を、実際に右手を動かしながらイメージしてみましょう。
そして、そのイメージが固まったらクラブを持って、右手の感覚をキープしながら素振りをしましょう。そうすれば、クラブを持っても下手投げと同じ感じのスピードと感覚でスイングすることができるはず。そのあと、ボールにセットして、イメージ通りのスピードと力感で打ちましょう。
実は全てのショットにおいてイメージ作りが大切なのですが、特にアプローチの場合は、イメージがしっかりしていないとピンには寄ってくれません。アベレージゴルファーは正しいスイングをすることに集中しがちですが、それよりもイメージを大事にしてショットをするようにしてください。
吉田直樹(よしだ・なおき)
オーストラリアの大学を卒業後、世界各地でプレーをするとともに、ブッチ・ハーモン・ゴルフアカデミー、デービッドレッドベター・ゴルフアカデミーで学ぶなど、最先端のゴルフスイング理論を追求。よりシンプルに、より効果的にきれいなスイングになれる理論を構築し、現在は多くの男女トッププロを指導している。「ゴルフ ラ キンタ」(兵庫県芦屋市)代表。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/3/31 発売号より転載)
アプローチショットでまず考えなければいけないのは、どのクラブを使うかということですが、それは、ピンの位置によってジャッジします。
例えば、グリーンエッジのすぐそばにピンがある場合、またピンに対して下り傾斜になっている場合はロフトがあるクラブを選びます。一方、グリーンを長く使える場合は、転がしが使えるので、少しロフトが立っているクラブを選びます。
よく、「転がせる状況なら転がしたほうがいい」といわれますが、まさにその通り。ランニングアプローチのほうがキャリーさせる距離が短くてすむので、その分、誤差が出にくく、やさしく寄せられるからです。
さて、クラブを決めたらショットに入るわけですが、構える前にどういう球で攻めるかをしっかりイメージすることが大事です。
その際、写真のように、まず下手投げでボールを投げるつもりでイメージを作ると、振り幅や力加減が明確になります。
具体的には、「どれくらいのスピードで振っていくのか」、「どれくらいの高さで打ち出していくのか」を、実際に右手を動かしながらイメージしてみましょう。
そして、そのイメージが固まったらクラブを持って、右手の感覚をキープしながら素振りをしましょう。そうすれば、クラブを持っても下手投げと同じ感じのスピードと感覚でスイングすることができるはず。そのあと、ボールにセットして、イメージ通りのスピードと力感で打ちましょう。
実は全てのショットにおいてイメージ作りが大切なのですが、特にアプローチの場合は、イメージがしっかりしていないとピンには寄ってくれません。アベレージゴルファーは正しいスイングをすることに集中しがちですが、それよりもイメージを大事にしてショットをするようにしてください。
吉田直樹(よしだ・なおき)
オーストラリアの大学を卒業後、世界各地でプレーをするとともに、ブッチ・ハーモン・ゴルフアカデミー、デービッドレッドベター・ゴルフアカデミーで学ぶなど、最先端のゴルフスイング理論を追求。よりシンプルに、より効果的にきれいなスイングになれる理論を構築し、現在は多くの男女トッププロを指導している。「ゴルフ ラ キンタ」(兵庫県芦屋市)代表。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/3/31 発売号より転載)
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