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国内男子

「今週に懸ける」勇太、連覇へ2位タイ発進! 遼は68位タイ

2010年10月21日(木)午後4:41

 国内男子ツアーのブリヂストンオープンは21日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に第1ラウンドの競技を行い、ホストプロで前年覇者の池田勇太が7バーディ、2ボギーの5アンダー67をマーク。この日6アンダー66で回り単独首位の谷口徹と1打差の2位タイにつけ、自身初の大会連覇へ好スタートを切った。池田と同じ2位タイに丸山茂樹、小田孔明など7人。4アンダー68の9位タイで現在賞金ランク2位の藤田寛之ら8人が続いている。

 池田にとってディフェンディング・チャンピオンとして臨む今大会は、自身が用具契約を結ぶブリヂストンが冠スポンサーを務め、今シーズン唯一となる地元・千葉での試合。しかも舞台の袖ヶ浦カンツリークラブは幼少の頃から慣れ親しんだコースであり、本人も昨年大会の優勝には「“我が家”で勝った気分」と歓喜に浸っていた。前週の日本オープンでは優勝争いに絡めず20位タイに終わったものの、国内メジャーより「俺は今週(のブリヂストンオープン)に懸けている」と豪語するほどの気合いの入れようだ。

 その言葉通り、この日インスタートの10番で幸先良くバーディ発進を切った池田は、序盤から好調なゴルフでスコアを2つ伸ばしてハーフターン。後半最初の1番でボギーを叩くも2番パー5ですぐさまバーディを取り返すと、5番、6番の連続バーディでリーダーボードを急浮上。さらに最終9番をバーディフィニッシュとし、先に6アンダー66の単独首位でホールアウトしていた谷口に1打差まで迫り初日のプレーを終えた。

 一方、現在賞金ランク3位の石川遼は5バーディ、6ボギーの1オーバー73、首位に7打差の68位タイと苦しい滑り出しとなってしまった。それでも、ボギー先行の展開で一時は4オーバーまでスコアを落とす中、上がり3ホール連続バーディでホールアウト。来月中国で開催される世界ゴルフ選手権、HSBCチャンピオンズへ出場するためには今大会終了後の賞金ランクで2位以上に入らなければならず、石川にとっては第2ラウンド以降の巻き返しが必須となる。

 なお、前週の日本オープンで国内メジャー初制覇を達成した金庚泰(韓)は2アンダー70で回り、丸山大輔、横田真一、薗田峻輔らと並び27位タイにつけている。

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