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スタートホールは「ボギーがいい」 佐久間馨特別レッスン

2023年5月18日(木)午後1:18

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 前回は100切りを実現するためにディフェンス(守備)重視のショットをしましょうというアドバイスをしました。今回は100切りのためのマネージメントについてです。

 野球のピッチャーは、「立ち上がりが大事」といわれますが、ゴルフも同じ。1番ホールは何とか無難に切り抜けたいところです。では無難に切り抜けるためにはどうしたらいいのか。100切りを確実に達成するためには、スタートホールはあえてダブルボギー「が」いいと決めることです。

「最初からダブルボギー狙いなの?」と思われる方もいるでしょうが、その通り。ですが、ダブルボギー「で」いいというのは、できればパーかボギーを狙って、悪くてもダブルボギーでもいいという考え方です。そういう狙い方ではティショットを飛ばそうとしたり、ボギーパットを打ちすぎて3パットしてしまうなど、トリプルボギー以上が出やすくなります。

 ダブルボギー「で」いいではなく、ダブルボギー「が」いいという考え方に変えましょう。これは言い換えると「絶対にトリプルボギー以上を打たないぞ」ということです。この方法をぜひ研究してください。

 100を切るスコアというのは、27オーバーパー以内ということです。ボギーとダブルボギーが交互に出ればスコアは99。もし連続してダブルボギーを打ってしまったら、連続してボギーを取る。これを繰り返していけば、100切りは達成できます。

 これを実践するために、スコアはホールごとの基準スコアに対してプラスかマイナスかで考えることです。自分が目標通りのスコアで回っているかどうかを確認しながらプレーをすることも重要なポイント。2ホールが終わるごとに+3で収まっているかどうかを確認しましょう。

 このように1ホール、1ショットごとに意識できること、そこで自分がどういうプレーをしたかが記憶に残ります。ゴルフが上手くなるには、その日のプレーを1番ホールから振り返って分析できることも大切です。

佐久間馨(さくま・かおる)
1955年生まれ。ゴルフ科学研究所主宰。「ゴルフネットワーク 100切り&ベスト切り選手権」指南役。アマチュア時代に競技で培った自らの経験から、誰でもパープレーができる合理的なスイング(Sスイング)を開発した。2010年、レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞。現在も数多くのゴルファーを指導中。(佐久間馨のSメソッドゴルフチャンネル)

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/5/12 発売号より転載)

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