ニュース・コラム

国内男子

手作り大会に主要選手が集結

2011年5月18日(水)午前11:04

 国内男子ツアーの将来がかかる手作りトーナメント、とおとうみ浜松オープンが19日、グランディ浜名湖ゴルフクラブ(静岡)で開幕する。

 通常、日本のゴルフトーナメントは特定の企業などが主催者となり、これに協賛スポンサーがつく形で行われる。だが、今大会は「みんなで作るゴルフトーナメント」を合言葉にした地域、市民参加型。言い換えれば、スポンサーが出すお金ではなく、チケット収入を重要視しての開催となる。

 実はこのスタイルこそ、ゴルフ界に長い間求められてきたもの。だが、慣れていないとこれが難しい。大きな企業スポンサーを得ての大会開催は、その企業の思惑通りに動けばいい。ところが、市民参加型だと、小さなスポンサーもたくさんある上、スタッフのほとんどがボランティアとなり、これをコントロールするのが大変なのだ。

 だが、しっかりと根付けばこれほど強くなるものもない。Jリーグなど他のスポーツの例を挙げるまでもなく、地域密着型はファンもしっかりつき、息の長い応援を受けられるからだ。逆に大企業に依存すると景気などに左右されやすくなる。

 欧米などではこれに近い形の地域密着大会は以前はあたりまえだった。だが。経済状態がいい時期にツアーが賞金額を上げてしまい、消滅してしまった試合も少なくない。これを、日本で始めようとしているのがこの大会なのだ。

 趣旨に賛同し、大会開催以前から全面協力を宣言している前期選手会長、深堀圭一郎を始め、ツアーを引っ張る石川遼ら主な選手が勢揃い。特に現在、世界ランク53位で、6月13日時点でのトップ50入りによる全米オープン出場を狙う石川は、必勝体制で乗り込んでくる。

 さらに、シニアプレーヤーだが静岡の“顔”とも言うべき芹澤信雄、41歳で初のマスターズ出場を果たした藤田寛之、宮本勝昌のグループも、地元優勝に意欲を燃やしている。

 3度目の挑戦で賞金王を狙う池田勇太や、昨年好調だった松村道央、薗田峻輔らも顔を揃え、大会初代王座を狙う。

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