海外メジャー第3戦、全米オープンゴルフ選手権が15日、米カリフォルニア州のロサンゼルスカントリークラブ（7,423ヤード・パー70）で開幕。日本の松山英樹は11度目の出場を果たす。

　松山は今季ここまで17試合に出場し、トップ10入りこそ2回だが、トップ30入りは10回を数える。4月以降プレーした5試合はすべてトップ30入り。マスターズトーナメントは16位タイ、全米プロゴルフ選手権は29位タイを記録し、直近のザ・メモリアルトーナメント presented by ワークデイも2日目に「65」を叩き出すなど16位タイに入った。

　全米オープンは、ウィスコンシン州エリンヒルズで行われた2017年大会の2位タイが最高。マサチューセッツ州ザ・カントリークラブでの昨年大会は単独4位で、自身3度目のトップ10入りとなった。今年の舞台、ロサンゼルスカントリークラブは初見参となる。

　2021年マスターズ以来の海外メジャー2勝目を目指す松山。予選ラウンドは大会2勝で先月の全米プロで優勝したブルックス・ケプカ（米）、9年ぶり5度目のメジャー制覇がかかるローリー・マキロイ（北アイルランド）と同組で、注目の初日は16日午前5時54分（日本時間）に1番ティーからスタート予定だ。

　日本勢は松山のほか、日本での最終予選会をクリアした石川遼と永野竜太郎、米国での最終予選会を突破した桂川有人も出場。石川は2年ぶり7度目の出場で、永野と桂川は初参戦となる。

（写真：Getty Images）