海外男子メジャーの全米オープンゴルフ選手権は17日、米カリフォルニア州のロサンゼルスカントリークラブ（7,423ヤード・パー70）で第3ラウンドが行われ、永野竜太郎は1イーグル、3バーディ、3ボギーの「68」をマークし、通算4アンダー単独8位で最終日を迎える。

―3日目を振り返って

　スタートからまたバーディスタートができて、8番ホールでラッキーなチップインイーグルがあったり、凄く流れ的にはこの3日間のなかではフロントナインは本当に良く回れたかなと思います。

　バックナインの方が難しいので、やはり苦労してパーを取ってる部分はありました。最後3ホールはバタつきましたけど、トータルで見れば凄く良いラウンドだったかなと思います。

―17番はナイスパー

　16番でフェアウェイから下手なショットを打って、よくボギーで収まったと思います。17番のティーショットは本当に難しいので、ラフに行ったらサードショットでワンピンからのパーパットを打てれば良いかなと思っていて、それが今日は上手くいったかなと思います。

―コースコンディションの変化は？

　フェアウェイはだんだん硬くなってきていますし、グリーンも日に日に硬くなってきて茶色く焼けている部分も出てきました。日に日にキャリーで落とす場所を凄く考えさせられます。15番のパー3も81ヤードくらいですけど、日本にはないので考えさせられます。

―日本にはないホールロケーションについて

　ないですけど、フェアウェイにしっかりヒットして球筋もイメージしていけば、寄せるのは難しいですけど、本当に寄らないというよりは、ショートゲームにしてもレイアップしたところから上手く距離感を合わせれば寄ります。良いショットを打てばしっかり寄るピンで、縦の距離感を凄く考えさせられます。

―前日から作戦を練っていた？

　練ったらプレーできないと思っていたので、行ってそのホールに立ってからキャディーと相談しました（笑）。前日から考えていたら多分ノイローゼになってしまうので、とりあえず夜は寝ることに専念しています。

―大会を楽しんでいるように見えます

　めちゃくちゃ楽しんでいます。やはりセッティング自体はタフですけど、どうやったら今の自分で1ホール、1ホールをこなしていけるかを考える部分では、疲れ方が少し違うというか、凄くポジティブな疲れなのでやっていて楽しいのは凄くあります。