全米ゴルフ協会（USGA）は21日、2031年の全米オープンゴルフ選手権をカリフォルニア州ロサンゼルスのザ・リビエラカントリークラブで開催すると発表した。

　リビエラカントリークラブではこれまでに1948年の全米オープン、1998年の全米シニアオープンゴルフ選手権、2017年の全米アマチュアゴルフ選手権が行われており、2026年には初めて全米女子オープンゴルフ選手権も開催される予定だ。2031年大会は同クラブで行われる5度目のUSGA主催競技となる。

　カリフォルニア州で史上初めて開催された1948年大会はベン・ホーガン（米）が優勝。また、同クラブで行われた1942年、1947年、1948年のロサンゼルスオープン（現ザ・ジェネシスインビテーショナル）もホーガンが制しており、リビエラカントリークラブは『ホーガンの庭』と呼ばれるようになった。

　USGAのジョン・ボーデンハマー氏は「リビエラカントリークラブはゴルフの歴史の中でも特別で本当に素晴らしいゴルフコースです。全米オープンがゴルフとUSGAにとって歴史的な瞬間の舞台になったこの場所に戻ってくることを嬉しく思いますし、2031年に新たな章を刻むことを楽しみにしています」と語っている。

（写真：Getty Images）