国内男子
大会2勝の49歳 谷口徹が奪首! 5年ぶりVに向け好発進
2017年5月11日(木)午後6:50
今季公式戦初戦が幕を開けた。
国内男子ツアーの日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯は11日、沖縄県のかねひで喜瀬カントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。大会2勝の49歳・谷口徹が8アンダー64を叩き出し、5年ぶりVに向けて単独首位発進を切った。
インスタートの谷口は出だしから4連続バーディ。後半は5番でスコアを1つ伸ばすと、7番、8番の連続バーディでトップのイム・ソンジェ(韓)を捉える。最終9番もバーディで締めて、ノーボギーの「64」をマークし、リーダーボードの最上段に立った。
日本プロは40歳を過ぎてから大会2勝(2010年、12年)。2012年大会は初日「65」をマークして逃げきった。今年は奇しくも40代ラストイヤー。12年のブリヂストンオープンゴルフトーナメント以来勝利はないが、熟練の技でツアー20勝目を狙う。
1打差の単独2位にイム・ソンジェ、3打差の単独3位に重永亜斗夢。前半を1イーグル、3バーディの「31」で回った梅山知宏は、後半はノーバーディ、1ボギーとトーンダウンして4アンダー68。香妻陣一朗、S・H・キム(韓)とともに4位タイ発進をなった。
また史上最年少の日本タイトル3冠に挑む小平智は、4バーディ、1ボギーで首位と5打差の7位タイとまだまだ優勝を狙える位置。地元沖縄で2週連続優勝を狙う宮里優作、若手有望株の星野陸也は1アンダー71の27位タイとなっている。