米男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦、フェデックスセントジュードチャンピオンシップが10日、米テネシー州のTPCサウスウィンド（7,243ヤード・パー70）で幕を開ける。初戦の出場枠は昨季まではポイントランキング上位125人だったが、今季からは70人となった。

　松山英樹はポイントランク57位で進出。前週までの3連戦（全英オープンゴルフ選手権、3Mオープン、ウィンダムチャンピオンシップ）でジャンプアップを図ったがいずれも優勝争いには絡めず、第2戦のBMWチャンピオンシップ（17日～）に進むためにはここでランキング50位以内に浮上する必要がある。30人に絞られる最終戦、ツアーチャンピオンシップ（24日～）の出場を目標とする松山の土壇場の底力に期待したい。

　ポイントランク1位のジョン・ラーム（スペイン）、同2位のスコッティ・シェフラー（米）、同3位で昨季年間王者のローリー・マキロイ（北アイルランド）を中心に、全米オープンゴルフ選手権覇者のウィンダム・クラーク（米）、全英オープンゴルフ選手権優勝のブライアン・ハーマン（米）、今季復活を果たしたキーガン・ブラッドリー（米）、リッキー・ファウラー（米）、ジェイソン・デイ（豪）といった面々の年間チャンピオンをかけた戦いが始まる。

（写真：Getty Images）