ニュース・コラム

国内男子

11位タイ発進のさくら&アン、2日目は同組対決!

2010年11月19日(金)午後5:49

 国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディスオープンは19日、愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山を舞台に第1ラウンドの競技を終了。現在賞金ランク2位の横峯さくらが4バーディ、2ボギーの2アンダー70で回り11位タイにつけると、賞金ランクトップのアン・ソンジュ(韓)も5バーディ、3ボギーの2アンダー70で同じく11位タイ。賞金女王争いの初日は両者一歩も譲らず、2日目は同組で直接対決することになった。首位は6アンダー66をマークした川原由維。

 横峯の1組前を回るアンは1番バーディ発進のあと連続ボギーを叩くも、1アンダーとスコアを伸ばし前半を折り返す。対する横峯は3番ボギーのあと5番パー5でバーディを取り返し、イーブンパーでハーフターン。後半に入ると、横峯が11番からの連続バーディで一時リードを奪うものの、13番でボギーを叩き1アンダーでアンと並ぶ。そのまま両者並走状態で終盤に突入。すると17番パー5でアンが確実にバーディを奪い、2アンダー70でホールアウト。17番のチャンスホールでスコアを伸ばせなかった横峯は難関の最終18番をバーディフィニッシュで上がり、再びアンと並び初日のプレーを終えた。

 現在、2人の賞金差は約3,500万円。横峯にとっては優勝賞金1,800万円の今大会と、優勝賞金2,500万円のシーズン最終戦LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで2連勝しなければ逆転の可能性はない。つまり、今大会で横峯が優勝を逃して時点でアンの賞金女王が確定。そして、仮に横峯が優勝してもアンが単独2位に入るとシーズン最終戦での逆転が不可能な賞金差となるため、やはりアンの賞金女王が確定してまうのだ。「可能性がある限り最後まで絶対あきらめない」と語る横峯と、圧倒的有利な立場のアンが同組で激突する大会第2ラウンドに注目が集まる。

 上位陣は、首位と1打差の2位タイに福嶋晃子、馬場ゆかり、北田瑠衣がつけ、2打差の4位タイで2大会ぶりのツアー出場となる諸見里しのぶなど4人が続いている。その他、有村智恵が1アンダー71で回り22位タイ、上田桃子は5オーバー77で83位タイと出遅れた。

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