国内男子
アンがメジャー初優勝! 2年連続賞金女王へ向けエンジン全開
2011年5月8日(日)午後8:38
国内女子ツアーの今季公式戦初戦、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップは8日、茨城県・茨城ゴルフ倶楽部 西コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。首位と1打差の単独2位からスタートした昨年の賞金女王アン・ソンジュ(韓)が、5バーディ、2ボギーの3アンダー69で回り通算10アンダーまでスコアを伸ばして今季初優勝。日本ツアー参戦2年目にして自身初のメジャータイトルを獲得した。
「喜怒哀楽が若干激しいので抑えてプレーしたい」と語ったアンは最終日、1番パー4でいきなりバーディを奪い首位に並ぶと、3番でもバーディを奪取し単独トップに踊り出る。その後はボギー2つで勢いに陰りが見えたものの、ラウンド前のコメント通り落ち着いてプレー。17番パー5では林の中に入ったかのように見えたティーショットが、木に当たりラフに出てくる幸運にも恵まれ第3打でグリーンオン。第4打のバーディパットは打ち切れず嫌な距離を残すも、第5打でしっかりとパーセーブし、最大のピンチも冷静に切り抜けた。
そして迎えた最終18番パー4。グリーンまで90ヤードの第2打は、あわやイーグルというスーパーショットでバーディチャンスをつかむ。そして優勝が決まるバーディパットをしっかりと決めると、メジャー初制覇を両手を広げて喜んだ。優勝インタビューでは「優勝出来るとは思いませんでした。一生懸命やった結果、優勝できて本当に嬉しいです」と謙虚に語ったアン。この勝利で不動裕理を抜いて賞金ランクトップに浮上。2年連続の賞金女王に向けて大きな1勝をものにした。
一方、この日単独首位でスタートした上田桃子は前半調子が上がらず、10番までに4ボギー(ノーバーディ)を叩いて順位を落とす。それでも11番でロングパットを沈めてこの日初めてのバーディを奪取。首位のアンに2打差まで迫る。しかし12番から17番まではスコアカード通りのゴルフで我慢の展開に。それでも、4月には2週連続で予選落ちを経験した上田は、最終18番のほぼ優勝は難しい状況でバーディをしっかりと奪って次につながるプレーでホールアウト。復活の手ごたえをつかみ、最終的には2バーディ、4ボギーの2オーバー74。通算6アンダー4位タイで今季初メジャーを終えている。
また、前日に6バーディ、ノーボギーの6アンダー66をマークし、34位タイから一気に5位タイまで浮上した横峯さくらは、この日もノーボギー(3バーディ)でプレーし3アンダー69をマーク。上田と並び4位タイに入った。今季自身最高位フィニッシュに「調子も戻ってきたと思うので、早く1勝できるように頑張りたいです」と次戦への意気込みを語っている。
その他は、2位タイに通算7アンダーで前日3位のテレサ・ルー(台)と4位スタートの佐伯三貴。ディフェンディング・チャンピオンのモーガン・プレッセル(米)は通算5アンダー単独6位で連覇を逃した。なお、5位スタートで最終日での逆転が期待された有村智恵は、6オーバー78と大崩れで、通算3オーバー22位タイに沈んだ。
「喜怒哀楽が若干激しいので抑えてプレーしたい」と語ったアンは最終日、1番パー4でいきなりバーディを奪い首位に並ぶと、3番でもバーディを奪取し単独トップに踊り出る。その後はボギー2つで勢いに陰りが見えたものの、ラウンド前のコメント通り落ち着いてプレー。17番パー5では林の中に入ったかのように見えたティーショットが、木に当たりラフに出てくる幸運にも恵まれ第3打でグリーンオン。第4打のバーディパットは打ち切れず嫌な距離を残すも、第5打でしっかりとパーセーブし、最大のピンチも冷静に切り抜けた。
そして迎えた最終18番パー4。グリーンまで90ヤードの第2打は、あわやイーグルというスーパーショットでバーディチャンスをつかむ。そして優勝が決まるバーディパットをしっかりと決めると、メジャー初制覇を両手を広げて喜んだ。優勝インタビューでは「優勝出来るとは思いませんでした。一生懸命やった結果、優勝できて本当に嬉しいです」と謙虚に語ったアン。この勝利で不動裕理を抜いて賞金ランクトップに浮上。2年連続の賞金女王に向けて大きな1勝をものにした。
一方、この日単独首位でスタートした上田桃子は前半調子が上がらず、10番までに4ボギー(ノーバーディ)を叩いて順位を落とす。それでも11番でロングパットを沈めてこの日初めてのバーディを奪取。首位のアンに2打差まで迫る。しかし12番から17番まではスコアカード通りのゴルフで我慢の展開に。それでも、4月には2週連続で予選落ちを経験した上田は、最終18番のほぼ優勝は難しい状況でバーディをしっかりと奪って次につながるプレーでホールアウト。復活の手ごたえをつかみ、最終的には2バーディ、4ボギーの2オーバー74。通算6アンダー4位タイで今季初メジャーを終えている。
また、前日に6バーディ、ノーボギーの6アンダー66をマークし、34位タイから一気に5位タイまで浮上した横峯さくらは、この日もノーボギー(3バーディ)でプレーし3アンダー69をマーク。上田と並び4位タイに入った。今季自身最高位フィニッシュに「調子も戻ってきたと思うので、早く1勝できるように頑張りたいです」と次戦への意気込みを語っている。
その他は、2位タイに通算7アンダーで前日3位のテレサ・ルー(台)と4位スタートの佐伯三貴。ディフェンディング・チャンピオンのモーガン・プレッセル(米)は通算5アンダー単独6位で連覇を逃した。なお、5位スタートで最終日での逆転が期待された有村智恵は、6オーバー78と大崩れで、通算3オーバー22位タイに沈んだ。