米女子ツアーのアジアシリーズ初戦、ビュイックLPGA上海が12日、中国のチジョン・ガーデンGC（6,691ヤード・パー72）で開幕。大会は新型コロナウイルスの影響で2020年から3年連続で中止となり、4年ぶりの開催となる。 

　日本勢は畑岡奈紗、西村優菜、勝みなみ、渋野日向子の4人がエントリーした。畑岡は38位タイだった国内ツアーのダンロップ女子オープン以来3週間ぶりの出場。西村はここ2試合の上位フィニッシュ（3位タイ、13位タイ）でポイントランク80位以内に与えられるフルシード権争いで当確ランプの56位まで浮上したが、勝は78位、渋野は79位とボーダーライン付近の戦いが続く。

　大会3連覇を目指すダニエル・カン（米）、世界ランク1位のリリア・ヴ（米）、母国大会を迎える同2位のイン・ルオニンと同9位のリン・シユーに注目。さらに、ミンジー・リー（豪）、リディア・コ（ニュージーランド）、ローズ・チャン（米）、2週前に初優勝を飾ったばかりのユ・ヘラン（韓）といった有力選手に加え、日本でもお馴染みのセキ・ユウティン（中）も出場予定だ。