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分かっているけどできない“腕と身体の同調”がしっかり身に付くドリル

2023年11月15日(水)午後1:36

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 スイングでは、腕と身体の同調が大事だという話を聞いたことがある人も多いと思いますが、アマチュアゴルファーの中にはこれができている人は少ないように思います。そんな“同調”が身に付く効果的なドリルを紹介しましょう。

 ドリルを始める前に、まず正しい脇の締め方をレッスンしましょう。

「右ワキを締めましょう」というと、右上腕を身体に寄せて、ワキに隙間を作らないようにしようとする人がいますが、残念ながらこれでは正しくワキが締まっているとはいえません。

 では、どうすればワキが締まった状態になるのか。

 まず、右腕を正面に突き出し、“右手グー”の状態から親指だけ立てて指先が上を向くようにします。次にその親指を90度右に傾けます。そうすると右腕も右側に回って、右胸がしっかり締まる感じになると思います。その締まった状態をキープして、右ヒジの向きを変えずに手首だけ左側にまわしてクラブを握れる形にします。

 このような手順を踏んでクラブを握ることによって、胸椎が張った状態になり、右ワキもしっかりと締まった状態になります。

 この右ワキの締まりを常に意識しながらスイングすればいいのですが、ボールを目の前にすると緩んでくる人もいます。そこでやってほしいのが、今回紹介するドリルです。

 用意するのは、園芸用のスティック(長さ30センチ程度。最近は100円均一ショップでも売っています)で、これを右ワキに挟んでボールを打つ練習をします。

 右ワキがしっかり締まった状態だと、スティックが落ちることはありませんが、右ワキがくっついているだけだと右ヒジが外を向くフライングエルボーに繋がり、スティックが落ちてしまいます。

 ドリルでは、スティックがバックスイングだけでなく、フィニッシュまで落ちないようにスイングしましょう。これができるようになれば、ダウンスイング~インパクトでのヘッドの入りが安定して、方向性が劇的によくなります。簡単な練習なので、ぜひ試してみてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season5 長谷川哲也メソッド #3」より(放送・見逃し配信中)

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