米男子ツアーのザ・RSMクラシックは19日、米ジョージア州のシーアイランドゴルフクラブ（7,005ヤード・パー70）で最終ラウンドが行われ、24歳のルドヴィク・アバーグ（スウェーデン）が連日の「61」を叩き出し、通算29アンダーでツアー初優勝を飾った。

　DPワールドツアーでは9月のオメガ・ヨーロピアン・マスターズで初優勝し、ルーク・ドナルド（英）のキャプテンピックによりライダーカップに初出場。ビクトル・ホブランド（ノルウェー）とペアを組み、欧州選抜の勝利に大きく貢献した。

「本当に楽しかった。米ツアーで勝つことが夢だった」と週末に18アンダーと猛チャージして米ツアー初勝利。同郷のヘンリク・ステンソン（185cm）より高い190cmと大柄で飛距離は出るのはもちろん、ショットの正確性、ショートゲームもピカイチだ。

　ドナルドは自身のSNSで「ルドヴィクのポテンシャルは計り知れない。おめでとう！」とキャプテンの目に狂いはなかった。スウェーデンの新星がメジャーを獲るのも時間の問題か。

（写真：Getty Images）