勝てば超高額な賞金が得られるLIVゴルフとPGAツアーで、2023年は何人のプレーヤーが100万ドル（約1億4,000万円）を稼ぎ出したのだろうか。米メディア『Yardbarker』が伝えた。

　同サイトによれば、両ツアーで獲得賞金100万ドルの大台を突破した選手は過去最多の188人だった。サウジアラビアの政府系ファンドが支援するLIVゴルフではテイラー・グーチ（米）が年間チャンピオンのボーナス1,800万ドル（約25億5,000万円）を含む3,530万ドル（約50億1,000万円）をゲット。6試合以上に出場した49人が100万ドル以上を獲得したという。

　一方のPGAツアーは2022-23シーズンに139人もの選手が100万ドル以上を稼いだ。スコッティ・シェフラー（米）は23試合で史上最高の2,101万4,342ドル（約29億8,000万円）を獲得し、前年の1,404万6,910ドル（約20億円）を大幅に更新。これにはLIVゴルフに対抗するためPGAツアーの賞金も高額化していることが背景にあると『Yardbarker』は分析している。

　2024年はどのようなシーズンになるだろうか。2012年以来の暦年制となるPGAツアーは4日からのザ・セントリー（米ハワイ州／プランテーションコース at カパルアリゾート）、3年目を迎えるLIVゴルフは来月2日からのマヤコバ大会（メキシコ／エルカマレオンゴルフクラブ）でシーズンインを迎える。