海外メジャー第2戦の全米プロゴルフ選手権は、16日からケンタッキー州のヴァルハラゴルフクラブ（7,609ヤード・パー71）でスタート。注目の松山英樹は前週のウェルズファーゴチャンピオンシップを背中の張りで棄権し、マスターズトーナメント（38位タイ）以来の試合となる。

　今季の松山は1月のファーマーズインシュランスオープンで13位タイに入ると、2月のザ・ジェネシスインビテーショナルで約2年ぶりの優勝を手に。そこからアーノルド・パーマーインビテーショナルで12位タイ、ザ・プレーヤーズチャンピオンシップで6位タイ、バレロテキサスオープンで7位タイと、出場10試合でトップ15入り5回を記録している。

　全米プロは12年連続12度目の出場。トップ10入りこそ2回だが、トップ25入り6回で予選落ちなしと常に安定した成績を残している。今年の舞台となるヴァルハラゴルフクラブは2014年大会で一度プレーし、通算3アンダーの35位タイ。3年ぶり2度目のメジャー制覇を狙う今年はビクトル・ホブランド（ノルウェー）、キャメロン・スミス（豪）と予選ラウンドをプレーする。

　日本からは松山のほか、ツアールーキーながらここまでトップ20入り3度の久常涼、3月にDPワールドツアーのヒーローインディアンオープンで優勝した中島啓太、国内ツアー開幕戦の東建ホームメイトカップを制した金谷拓実が出場予定だ。

（写真：Getty Images）