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石川&藤田ペア惜敗もチームはリード守る ロイヤルT

2013年12月21日(土)午後8:31

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 石川遼&藤田寛之の“チーム・ジャパン”は惜敗を喫したが、アジア選抜はリードを守った。

 Y・E・ヤン(韓)主将率いるアジアチームとホセ・マリア・オラサバル(スペイン)主将率いる欧州チームが名誉をかけて激突する第7回 ザ・ロイヤルトロフィは現地時間21日、中国のドラゴンレイクゴルフクラブを舞台に2日目の競技を終了。フォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)方式による4マッチは両チーム1勝1敗2引き分けで2ポイントずつを分け合った。この結果5.0対3.0でアジアチームの2ポイントリードで最終日のシングルマッチに突入することとなった。

 ヤン主将は前日同様、同じ国の選手同士をペアにする作戦を続行。第1マッチのトンチャイ・ジェイディ&キラデク・アフィバーンラトのタイコンビがポール・ローリー&スティーブン・ギャラハー(ともにスコットランド)組を相手に2アンド1で幸先の良い1勝目をゲットすると、地元中国ペアのリャン・ウェンチョン&呉阿順がデビッド・ハウエル(英)&マーク・ウォーレン(スコットランド)組とのマッチで上がり2ホール連続バーディを奪ってオールスクエア(引き分け)に持ち込み0.5ポイントをゲットした。

 ところが第3マッチに登場した石川&藤田ペアがチームの足を引っ張ってしまった。「マッチプレーは何があるかわからない」という藤田の言葉通り、比較的やさしいフォーマットだというのに藤田がボギーを打つと石川もボギーに“お付き合い”する場面が多々見られた。石川は前半4バーディを奪ったが後半ノーバーディ、藤田は18ホール中バーディを1つしか奪えず、ベルント・ウィースバーガー(オーストリア)&トービヨン・オルセン(デンマーク)組に1ホールを残して2ダウンで敗れ、相手チームに1ポイントを献上してしまった。

 しかし最終マッチの金庚泰&金亨成(ともに韓国)はニコラス・コルサーツ(ベルギー)&アルバロ・キロス(スペイン)の飛ばし屋コンビとの接戦を引き分け、悪いムードは断ち切った。

「こういう展開はある程度予想していた。2ポイントリードで最終日というのは上出来。我々は皆良いプレーをしている。連覇に自信を深めた」とヤン主将。最終日のシングルスでは今ひとつ調子の上がらない日本人ペアの“出来”が鍵を握ることになりそうだ。

≪第7回 ザ・ロイヤルトロフィ放送予定≫
http://www.golfnetwork.co.jp/original/royaltrophy2013/

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