レッスン
水巻善典、「ソールして打つ」練習をすればバンカーショットが上手くなる
2024年9月5日(木)午後4:02
アマチュアゴルファーの多くが苦手にしているバンカーショット。ミスをしないためには、ボールを上げようとしないことです。上げようとすると右肩が下がり、ボールの手前を叩いてしまって、ボールが前に飛ばなくなるからです。
それでも上手くいかない人は、バンカーの練習するしかないのですが、そのときはぜひ次の練習を試してみてください。その練習とは、ヘッドを砂に付けて(ソールをして)練習をすることです。ご存じのように、通常のバンカーショットでは、ルール上ソールができませんが、練習ではソールをしてショットをしてください。
なぜこの練習が有効かというと、バンカーショットはソールができないことで、クラブを短く持ち過ぎたり、長く持ち過ぎたりして、自分の狙っているところにヘッドを落とすことができないケースが多いからです。その点、普通のショットと同じようにソールをすると、意図したところにヘッドを落としやすくなります。
具体的には、自分がヘッドを落とそうと思うところ(ボールから2~5センチ手前)にヘッドを置き、あとはそこをめがけてヘッドを落とせばいいのです。
このようにして、他のショットと同じように練習すれば、普通に打っても脱出できることが分かるので、バンカーへの恐怖心が次第になくなってきます。そして、「バンカーに入れるとヤバい」という気持ちも薄れてきて、バンカーそのものが気にならなくなるはずです。
もちろん戦略的に、絶対に入れてはいけないバンカーもありますが、そのバンカーだけを避けるという余裕も生まれてきます。
まずは「ソールして打つ練習」から始めてください。
(取材協力:兵庫県・鳴尾ゴルフ倶楽部)
水巻善典(みずまき・よしのり)
1958年8月27日、東京都生まれ。法政大卒業後、1984年にプロテスト合格。1989年の「関東オープン」でツアー初優勝を飾る。1993年、米PGAツアーのクオリファイングトーナメント(QT)に合格、翌年より一時PGAツアーに参戦した。同年の「バイロン・ネルソン・クラシック」ではプレーオフに進出(2位タイ)。国内ツアー7勝、シニアツアー3勝。現在はシニアツアーを中心に活動中。鳴尾ゴルフ倶楽部所属。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/8/30 発売号より転載)
それでも上手くいかない人は、バンカーの練習するしかないのですが、そのときはぜひ次の練習を試してみてください。その練習とは、ヘッドを砂に付けて(ソールをして)練習をすることです。ご存じのように、通常のバンカーショットでは、ルール上ソールができませんが、練習ではソールをしてショットをしてください。
なぜこの練習が有効かというと、バンカーショットはソールができないことで、クラブを短く持ち過ぎたり、長く持ち過ぎたりして、自分の狙っているところにヘッドを落とすことができないケースが多いからです。その点、普通のショットと同じようにソールをすると、意図したところにヘッドを落としやすくなります。
具体的には、自分がヘッドを落とそうと思うところ(ボールから2~5センチ手前)にヘッドを置き、あとはそこをめがけてヘッドを落とせばいいのです。
このようにして、他のショットと同じように練習すれば、普通に打っても脱出できることが分かるので、バンカーへの恐怖心が次第になくなってきます。そして、「バンカーに入れるとヤバい」という気持ちも薄れてきて、バンカーそのものが気にならなくなるはずです。
もちろん戦略的に、絶対に入れてはいけないバンカーもありますが、そのバンカーだけを避けるという余裕も生まれてきます。
まずは「ソールして打つ練習」から始めてください。
(取材協力:兵庫県・鳴尾ゴルフ倶楽部)
水巻善典(みずまき・よしのり)
1958年8月27日、東京都生まれ。法政大卒業後、1984年にプロテスト合格。1989年の「関東オープン」でツアー初優勝を飾る。1993年、米PGAツアーのクオリファイングトーナメント(QT)に合格、翌年より一時PGAツアーに参戦した。同年の「バイロン・ネルソン・クラシック」ではプレーオフに進出(2位タイ)。国内ツアー7勝、シニアツアー3勝。現在はシニアツアーを中心に活動中。鳴尾ゴルフ倶楽部所属。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/8/30 発売号より転載)
関連番組
ひとりゴルフ