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世界選抜副主将の丸山茂樹「負けると思ったら負けてしまう、絶対勝つと思う気持ちを大事に」 プレジデンツカップインタビュー前編
2024年9月12日(木)午後4:35
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2年に1度行われる米国選抜と世界選抜による対抗戦、ザ・プレジデンツカップが26日からカナダのロイヤル・モントリオールGCで開催される。インターナショナルチーム(世界選抜)の一員として1998年大会でMVPに輝き、今年は同チームの副キャプテンを務める丸山茂樹氏に大会の思い出や魅力などについて語ってもらった。今回は前編。
―丸山さんにとってのプレジデンツカップ
初めて呼ばれた時は1998年。プレジデンツカップを知ったのはその前の大会で渡辺司さんとジャンボ尾崎さんが行ったのかな?あのジャンボさんが「いい大会だったよ」と言っていて行ってみたいなと。
それで初めて代表に選ばれた時に僕と尾崎直道さんが一緒に行ったんだけど、オーストラリアのメルボルンの地でインターナショナルチームが一体となって、当時のアメリカチームもタイガー(・ウッズ)、デビッド・デュバル、フィル・ミケルソンとスーパープレーヤーばかりだったから、「これを倒すのは大変だろうな」と。
でも「プレジデンツカップで頑張るんだ」という、当時のキャプテンのピーター・トムソンとプレーヤーズキャプテンでもあったグレッグ・ノーマン、ニック・プライスが物凄い選手を盛り上げるのが上手で。その中で湧き出すパワーが出たという思いがいまだに忘れられない。だから本当に一生懸命に頑張ってました、当時は。
一番の思い出はクレイグ・パリーと僕が組んで、最後のクレイグ・パリーのチップインでタイガー・ウッズをやっつけた時は感動したね。あの思い出、あのギャラリーの歓声は一生忘れないと思いました。
―今回はマイク・ウィアー主将から副キャプテンに指名
パリオリンピックでの我々チームジャパンの様子、それがマイクにとっては普段見ている松山英樹像とちょっと違うものと感じたのかなと。練習の時とか英樹の邪魔にならない程度に盛り上げて和気あいあいと笑ってたりしたので、そういう場面がマイクにとって「ヒデキがあんなに笑っているのはないからマルの存在は大きい」という感じで連絡をくれて。それだけではないと思いますけど、必要とされているならマイクの力、それからインターナショナルチームの力になりたいなと思います。
―プレジデンツカップは雰囲気が大切?
インターナショナルチームはアメリカチームにずっと負けているので、惜しい時もありましたけど、雰囲気をチーム全体でもうちょっと盛り上げていかないと。僕は1998年の時、チーム全体で毎日士気を高めるということをやっていたとき、今回副キャプテンのアーニー(・エルス)も一緒に「俺たちはやるぞ、やっつけるぞ」と毎日やってたんで(笑)。他の大会がどうか分からないけど、そういうことは大事かなと。今回、マイクはどちらかというと静かなタイプの選手だけど、周りが盛り上げることによってチームが盛り上がっていけばいいなと思ってます。
語学の壁というのは大きいと思うけど、「ヒデキのサポートをしっかりとやってくれ」と連絡が来たのでそこにも集中したいし、もちろんチーム全体も盛り上げたい。今回はアジアの選手もいっぱい出るので交流を深めて、イム(・ソンジェ)君もアン・ビョンフンも知らないわけではないし、トム・キムは僕よりも全然若いけど、みんなを盛り上げていけたらいいなと思います。
負けると思ったら負けてしまうと思うので、絶対勝つと思う気持ちを大事にいかないといけないと思います。そこは全体でミーティングして、みんなの力で盛り上げていけたらいいのではないかなと。向こう(アメリカチーム)はずっと勝ってるから、勝たなくてはいけないというプレッシャーもあると思うし、そこを急所というか弱点としてついてこっちがプレッシャーをかけてあげることが大事かなと思うんで。チャンスは絶対にないことはないと思います。
―松山選手の調子
(大事な)試合にしっかり調子を持ってくることは凄く難しいことですが、彼の場合は集中を高めてしっかりと調整できる能力が凄く高い選手。僕らはなんとなく何試合か出て流れもつかんで頑張るという感じですけど、タイガーのようなスーパープレーヤーはメジャーの前までガッチリ休んでメジャーに力を持っていける能力がある。松山英樹という選手も同じように持っていける力があると思うので、このままの調子を続けてくれればいいなと願っているだけです。
素材提供:PGAツアー
―丸山さんにとってのプレジデンツカップ
初めて呼ばれた時は1998年。プレジデンツカップを知ったのはその前の大会で渡辺司さんとジャンボ尾崎さんが行ったのかな?あのジャンボさんが「いい大会だったよ」と言っていて行ってみたいなと。
それで初めて代表に選ばれた時に僕と尾崎直道さんが一緒に行ったんだけど、オーストラリアのメルボルンの地でインターナショナルチームが一体となって、当時のアメリカチームもタイガー(・ウッズ)、デビッド・デュバル、フィル・ミケルソンとスーパープレーヤーばかりだったから、「これを倒すのは大変だろうな」と。
でも「プレジデンツカップで頑張るんだ」という、当時のキャプテンのピーター・トムソンとプレーヤーズキャプテンでもあったグレッグ・ノーマン、ニック・プライスが物凄い選手を盛り上げるのが上手で。その中で湧き出すパワーが出たという思いがいまだに忘れられない。だから本当に一生懸命に頑張ってました、当時は。
一番の思い出はクレイグ・パリーと僕が組んで、最後のクレイグ・パリーのチップインでタイガー・ウッズをやっつけた時は感動したね。あの思い出、あのギャラリーの歓声は一生忘れないと思いました。
―今回はマイク・ウィアー主将から副キャプテンに指名
パリオリンピックでの我々チームジャパンの様子、それがマイクにとっては普段見ている松山英樹像とちょっと違うものと感じたのかなと。練習の時とか英樹の邪魔にならない程度に盛り上げて和気あいあいと笑ってたりしたので、そういう場面がマイクにとって「ヒデキがあんなに笑っているのはないからマルの存在は大きい」という感じで連絡をくれて。それだけではないと思いますけど、必要とされているならマイクの力、それからインターナショナルチームの力になりたいなと思います。
―プレジデンツカップは雰囲気が大切?
インターナショナルチームはアメリカチームにずっと負けているので、惜しい時もありましたけど、雰囲気をチーム全体でもうちょっと盛り上げていかないと。僕は1998年の時、チーム全体で毎日士気を高めるということをやっていたとき、今回副キャプテンのアーニー(・エルス)も一緒に「俺たちはやるぞ、やっつけるぞ」と毎日やってたんで(笑)。他の大会がどうか分からないけど、そういうことは大事かなと。今回、マイクはどちらかというと静かなタイプの選手だけど、周りが盛り上げることによってチームが盛り上がっていけばいいなと思ってます。
語学の壁というのは大きいと思うけど、「ヒデキのサポートをしっかりとやってくれ」と連絡が来たのでそこにも集中したいし、もちろんチーム全体も盛り上げたい。今回はアジアの選手もいっぱい出るので交流を深めて、イム(・ソンジェ)君もアン・ビョンフンも知らないわけではないし、トム・キムは僕よりも全然若いけど、みんなを盛り上げていけたらいいなと思います。
負けると思ったら負けてしまうと思うので、絶対勝つと思う気持ちを大事にいかないといけないと思います。そこは全体でミーティングして、みんなの力で盛り上げていけたらいいのではないかなと。向こう(アメリカチーム)はずっと勝ってるから、勝たなくてはいけないというプレッシャーもあると思うし、そこを急所というか弱点としてついてこっちがプレッシャーをかけてあげることが大事かなと思うんで。チャンスは絶対にないことはないと思います。
―松山選手の調子
(大事な)試合にしっかり調子を持ってくることは凄く難しいことですが、彼の場合は集中を高めてしっかりと調整できる能力が凄く高い選手。僕らはなんとなく何試合か出て流れもつかんで頑張るという感じですけど、タイガーのようなスーパープレーヤーはメジャーの前までガッチリ休んでメジャーに力を持っていける能力がある。松山英樹という選手も同じように持っていける力があると思うので、このままの調子を続けてくれればいいなと願っているだけです。
素材提供:PGAツアー
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