レッスン
幡地隆寛、飛ばしのストレッチから右足を前に出してテークバック
2024年10月17日(木)午後0:12
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飛ばすためには、写真①のようにバックスイングで肩をしっかり回すことが大事です。僕はそのために、普段の練習時はもちろんのこと、ラウンド前の練習でも入念にストレッチをやるようにしています。
いつもやっているのは、肩にクラブを担いで上体を大きく動かすストレッチ。重要なのは、胸をどこまで回せるか。そのことを意識しながら、ゆっくり大きく動かすようにしています。
また、肩の関節を柔らかくするために、野球のピッチャーがよくやるように、腕を前から後ろ、後ろから前にグルグル回すような動きをしています。単純なストレッチですが、これをやるだけで肩の動きが格段に良くなります。
それと、最近よくやっているのが、写真②③のように右足だけを前に出し、両手でクラブの真ん中辺りを持ち、両手を振り上げる(上体を回す)ストレッチです。
普通のスタンスでやるのとは異なり、右足を前に出すだけで体が回りにくくなって、その分ストレッチ効果がアップします。
これを繰り返しやることで、柔軟性が高まり、クラブも高く上がるようになってスイングアークも大きくなります。簡単にできるストレッチなので、ぜひ取り入れてみてください。
そのほか、胸の前でゴムチューブを引っ張って、肩甲骨を閉じたり開いたりたりするストレッチも。
前回も言ったように、肩が回らない人は、無理をして回す必要はありません。回る範囲で回せばいいと思います。
ただ、飛ばすためには体の動きが必要になってきます。また、飛距離アップだけでなく、ストレッチをやることでケガの予防にもつながります。
出来る範囲でいいので、スイング練習と同じくらい真剣にストレッチをやることをオススメします。
(取材協力:兵庫県・太平洋クラブ有馬コース、メイン画像:Getty Images)
幡地隆寛(はたぢ・たかひろ)
1993年6月30日、広島県生まれ。東北福祉大4年時の2015年に「関東学生」を制し、同年にプロ転向。2018年に下部ツアーで賞金ランキング14位に入ってレギュラーツアー進出の足がかりをつかんだ。2020-21年シーズンに賞金ランク39位で初シードを獲得。313.04ヤードでドライビングディスタンス1位に輝いた。2024年のアジアンツアー「ニュージーランドオープン」で優勝。同年「関西オープン」で日本ツアー初優勝を飾る。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/10/11 発売号より転載)
写真①
いつもやっているのは、肩にクラブを担いで上体を大きく動かすストレッチ。重要なのは、胸をどこまで回せるか。そのことを意識しながら、ゆっくり大きく動かすようにしています。
また、肩の関節を柔らかくするために、野球のピッチャーがよくやるように、腕を前から後ろ、後ろから前にグルグル回すような動きをしています。単純なストレッチですが、これをやるだけで肩の動きが格段に良くなります。
それと、最近よくやっているのが、写真②③のように右足だけを前に出し、両手でクラブの真ん中辺りを持ち、両手を振り上げる(上体を回す)ストレッチです。
写真②③
普通のスタンスでやるのとは異なり、右足を前に出すだけで体が回りにくくなって、その分ストレッチ効果がアップします。
これを繰り返しやることで、柔軟性が高まり、クラブも高く上がるようになってスイングアークも大きくなります。簡単にできるストレッチなので、ぜひ取り入れてみてください。
そのほか、胸の前でゴムチューブを引っ張って、肩甲骨を閉じたり開いたりたりするストレッチも。
前回も言ったように、肩が回らない人は、無理をして回す必要はありません。回る範囲で回せばいいと思います。
ただ、飛ばすためには体の動きが必要になってきます。また、飛距離アップだけでなく、ストレッチをやることでケガの予防にもつながります。
出来る範囲でいいので、スイング練習と同じくらい真剣にストレッチをやることをオススメします。
(取材協力:兵庫県・太平洋クラブ有馬コース、メイン画像:Getty Images)
幡地隆寛(はたぢ・たかひろ)
1993年6月30日、広島県生まれ。東北福祉大4年時の2015年に「関東学生」を制し、同年にプロ転向。2018年に下部ツアーで賞金ランキング14位に入ってレギュラーツアー進出の足がかりをつかんだ。2020-21年シーズンに賞金ランク39位で初シードを獲得。313.04ヤードでドライビングディスタンス1位に輝いた。2024年のアジアンツアー「ニュージーランドオープン」で優勝。同年「関西オープン」で日本ツアー初優勝を飾る。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/10/11 発売号より転載)
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