金谷拓実が自身初の賞金王に輝いた。

　1日、国内男子ツアーのゴルフ日本シリーズJTカップの最終ラウンドが東京都の東京よみうりカントリークラブ（7,002ヤード・パー70）で行われ、金谷は1イーグル、4バーディ、3ボギーの「67」を記録し、通算9アンダー単独3位に入った。

　賞金ランク1位で今大会を迎えた平田憲聖は単独17位と振るわず、同2位だった金谷が逆転する形で賞金王になったが、平田の存在は大きく、「（平田の）プレーは素晴らしかったです。彼が今年のツアーを引っ張ってくれました。彼のおかげでツアーのレベルが上がりました」と感謝した。

　また、広島県出身の選手としては初の賞金王。同郷には倉本昌弘、田中秀道、谷原秀人らがいるが、金谷が初。「意外なことですが、偉大な先輩が届かなかったタイトルを獲ることができて嬉しいです。広島の先輩方が道を切り開いてくれたと思うので感謝しています」と偉業を成し遂げた。

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