米男子ツアーのザ・プレーヤーズチャンピオンシップは16日、米フロリダ州のTPCソーグラス（7,352ヤード・パー72）で最終ラウンドが行われ、ローリー・マキロイ（北アイルランド）とJ.J.スポーン（米）が通算12アンダー首位タイで並んだが、雷雲接近で中断を挟んだため、プレーオフは月曜日に持ち越しとなった。

　4打差を追ったマキロイは2番でイーグルなど序盤に伸ばしたが、「暗くなってくるとラインが読みにくくなる。そういう部分で少し苦戦した」と終盤のチャンスの場面では決め切ることができなかった。

　一方、単独首位から出たスポーンは、13ホールを終えて2オーバーと落としていたが、「14番のティーショットが良かったことが大きな転機」とバーディを奪うと、16番でもバーディを決め「72」で持ちこたえた。

　プレーオフは3ホール（16～18番）の合計スコアで争う。マキロイは「まずは（最初の）16番でフェアウェイを捉えることが大切」とし、スポーンは「多くの人は私の優勝に期待していないと思うが、私は自分が勝つと信じている」と語った。

（写真：Getty Images）