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国内男子

朴相賢が劇的逆転で最終戦優勝 池田勇太が初の賞金王に輝く

2016年12月4日(日)午後5:34

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 国内男子ツアーの今季最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップは4日、東京都の東京よみうりカントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。朴相賢(韓)が5アンダー「65」で回り、通算13アンダーで逆転優勝を果たした。

 トップと3打差の2位タイから出た朴は、5番から連続バーディを奪い前半を2アンダーで折り返すも、ハーフ時点で首位との差は4ストロークに。しかし、10番でスコアを伸ばすと、17番のバーディでトップとは1打差に。さらに難関の最終18番もバーディで締めて、首位に並んでホールアウトとなった。その後、最終組でプレーしていた首位の小平智が18番でボギーを叩いたことで決着となった。

 一方、史上最年少でのメジャー3勝目を目指した小平は前半の6番パー5でイーグルを奪うなどしてスコアを伸ばしていたが、後半に失速。11番をボギーとすると、その後はパーを拾う展開が続き、18番では痛恨の3パットを叩いて力尽きた。通算12アンダー2位タイでフィニッシュし、目前に迫っていたトロフィを逃した。

 また、最終戦までもつれ込んだ賞金王争いも決着。ランキング1位の池田勇太が5バーディ、1ボギーの4アンダー66で回り、通算12アンダー2位タイに入り、自身初となる賞金王のタイトルを獲得。逆転賞金王には優勝が絶対条件だった谷原秀人は、6アンダー64と猛追を見せたが、通算11アンダー単独5位に終わっている。

 連覇を狙った石川遼は2アンダー68で通算8アンダー単独6位。宮里優作、藤田寛之らは通算3アンダー14位タイとなっている。また、ツアー通算30勝を誇る片山晋呉は3オーバー73とスコアを落とし、通算イーブンパー単独25位となっている。

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