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国内男子

池田、2週連続の単独トップ発進! 石川は後半に崩れ36位タイ

2013年11月7日(木)午後5:32

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 国内男子ツアーの新規大会、HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦は7日、茨城県の美浦ゴルフ倶楽部を舞台に第1ラウンドの競技を行い、前週約1年ぶりとなるツアーVを飾った池田勇太が6アンダー65をマークして2週連続となる単独トップ発進を切った。

 アウトスタートの池田は、5番パー3の第2打を直接カップにねじ込んでこの日初のバーディ。続く6番でもバーディを奪い2アンダーで折り返す。後半に入ってさらに勢いを増した池田は、10番で1打伸ばすと、15番から3連続バーディを奪取してリーダーボードの最上段に立った。今季は史上最年少で選手会長に就任したものの、背筋痛の影響もあり低迷していた池田だが、前週のマイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントで5年連続勝利となるツアー通算11勝目を達成。ラウンド後は「ホントに苦しかった。今年は勝てないと思っていたのでホントに……」と声を詰まらせた。2週連続Vで“強い池田”復活を印象付けたい。

 一方、6月の日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills以来となる国内ツアー2戦目に挑んだ石川遼は対照的なラウンドに。1番からスタートすると、好調のショットを武器に4番からの3連続バーディで一時首位タイグループに躍り出る。しかしここからが続かない。8番でボギーを叩くと、後半立ち上がりの10番パー4ではパーオンに成功しながら3パットボギー。12番でも約2メートルのパーパットを沈めることが出来ず、ついに前半の貯金を使い果たしてしまう。その後は若干持ち直したもののスコアを伸ばせず、イーブンパー71の36位タイと悔しいラウンドとなった。

 上位陣は、池田と1打差の2位タイに矢野東と李京勲(韓)、4アンダー67の4位タイに高山忠洋ら7人、3アンダー68の11位タイに昨季賞金王の藤田寛之、平塚哲二、金庚泰(韓)ら5人が続いている。途中までトーナメントをリードした金亨成(韓)は、上がり2ホールでボギー、ダブルボギーと叩いて失速。2アンダー69にとどまり、ツアー初優勝を狙う宮里優作、前週池田にプレーオフで敗れたS・K・ホ(韓)、藤本佳則らと並ぶ16位タイで初日の競技を終えた。

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