ニュース・コラム

その他

アジア僅差で惜敗! 石川悔しい連敗!

2010年1月11日(月)午前9:57

この記事のキーワード
 石川遼がなす術もなく破れ去り、ヨーロッパチームが僅差で勝利をものにした。

 アジアと欧州が名誉をかけ団体戦で激突するザ・ロイヤル・トロフィ(タイ、アマタスプリングCC)は現地時間の10日、両チーム8名がシングルマッチで対戦。最終マッチまでもつれ込んだ勝敗は、欧州チームのエース世界ランキング7位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が、地元のヒーロー、トンチャイ・ジェイディ(タイ)相手に、最終ホールで2メートルのパットを沈め引き分けに持ち込んだことで、8.5-7.5とわずか1ポイント差で欧州チームが3年ぶり3度目のトロフィ奪還に成功した。

 もしジャイディが最終ホールで4.5メートルのバーディパットをねじ込んでいればアジアに1ポイントが加算され、8-8のイーブンでプレーオフに突入したところ。だがジェイディのパットはわずか数センチ届かず相手チームに勝利を献上した。

 しかし敗因はジェイディが引き分けたからではない。日本のエース石川が、ピーター・ハンソン(スウェーデン)との対戦で大敗したことがアジアチームの足を引っ張った。前日フォーボールマッチで敗れている石川は雪辱を胸にシングルマッチに臨んだはずだが、前半からドライバーが乱れ安定したプレーのハンソンに遅れをとった。10番で1つホールを取り返し2ダウンとしたが、続く11番でティーショットを痛恨の池ポチャ。3ダウンに逆戻りすると、以降、良いところなく5アンド4の大差で勝利を逃した。

 ラウンド後、「心技体、すべての分野でまだまだだと痛感しました」と唇を噛み締めた石川。しかしこれまで悔しさをバネに成長してきた彼のこと。今後この経験は必ず生かしてくれるに違いない。

 一方、もうひとりの日本勢、小田孔明は前日の直接対決で敗れているアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)との対決に燃えた。前半からバーディを連発して優位な流れを作ると、13番から3連続バーディで相手を突き放し5アンド3で圧勝。アジアチームに貴重な1ポイントをもたらした。

 悲喜こもごもドラマがあったものの、2大会連続アジアチームのキャプテンを務めた尾崎直道は「最後トンチャイ(ジェイディ)があのパットを決めてプレーオフに持ち込めると思っていたんだが」と悔しさを滲ませながらも「こういうチーム戦はとてもエキサイティング」と選手たちの健闘を讃えた。勝っても負けても、彼らにとって貴重な体験であったことに変わりない。

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。