フレッド・カプルス（米）がサンデーバックナインの猛チャージで後続に7ストロークの大差をつけ、貫禄の逆転勝利を飾った。

　米チャンピオンズツアーのアドミニスタッフ・スモールビジネス・クラシック（テキサス州、ザ・ウッドランズCC）は現地時間24日、最終ラウンドの競技を終了。単独3位からスタートしたカプルスがバックナインだけで1イーグル、5バーディを奪う猛攻を見せて9アンダー63と爆発。通算17アンダーまでスコアを伸ばし、逆転で今年5月以来となるシーズン4勝目を挙げた。

　7打差の2位にマーク・ウィービー（米）が入り、通算9アンダー3位タイにダン・フォースマン（米）とブラッド・ブライアント（米）。初日からトップを走っていたコリー・ペイビン（米）は2オーバー74と崩れ、通算8アンダー5位タイでフィニッシュ。ライダーカップキャプテンのシニア初Vは今後に持ち越された。

　なお、初日まさかの『79』を叩き大きく出遅れていたベルンハルト・ランガー（独）が最終日に6アンダー66をマークし、通算3アンダー13位タイまで順位を上げ3日間の競技を終えている。