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新クラブで調整したL.ドナルド
2012年2月15日(水)午後2:16
世界ランキングNo.1のルーク・ドナルド(英)が、新しいクラブをどれだけ使いこなすか、周囲が固唾を呑んで見守っている。
昨年は欧米両男子ツアーで通算5勝しトップ10入りが20回と、抜群の安定感を見せたドナルドだが、今年は初戦となった欧州ツアー、アブダビHSBCゴルフ選手権で48位タイ。予選落ちした昨年の全英オープン以来の悪い結果しか出せずにいる。
理由は明白でクラブを一新したのだ。バッグの中の14本のうち、12本が去年とは違うもの。次から次へと登場する契約メーカーの新しいクラブを使うのは、プロゴルファーの宿命とはいえ、そこで調子を崩してしまう選手も少なくないのが現実だ。
ドナルドはアブダビHSBCゴルフ選手権の後、2週間フロリダで調整に励んだ。元々安定したプレーが持ち味の選手だけに、ここでどれだけクラブを手になじませたのかが今季のカギになる。休んでいる間に、ライバルのリー・ウェストウッド(英)は優勝こそ逃したが好調さを見せており、油断は禁物だ。
世界ランクNo.1の座を守り続け、念願のメジャータイトルを手にするためにも、3週間ぶりの登場となる今週の米男子ツアー、ノーザン・トラスト・オープン(現地時間16?19日/カリフォルニア州、リビエラCC)で結果を出したいところだ。