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A.カブレラ&A.キムら準決勝進出!

2009年10月31日(土)午前10:02

 トップ4が姿を消し、個性派4人が準決勝進出を決めた。

 世界の精鋭16人が雌雄を競う欧州ツアーのボルボ世界マッチプレー選手権(スペイン、フィンカ・コルテシンGC)は、出場選手16人が4つのグループに分かれ、予選ラウンド2日間でマッチプレー(18ホール)の総当り戦を行い、ポイント制で順位を決定。各グループ首位の選手のみが準決勝へ進み、3日目に36ホールで激突。勝ち残った2人が最終日に再び36ホールの決勝戦を行う試合形式となっている。

 予選ラウンドは現地時間30日に終了。予選Aグループからは世界ランク4位のポール・ケイシー(英)、全米オープン2度優勝のレティーフ・グーセン(南ア)らを破ったアンソニー・キム(米)が勝ち抜き、予選Bグループを制したロバート・アレンビー(豪)と準決勝で激突することが決まった。

 また予選Cグループから賞金王を狙う20歳のローリー・マッキルロイ(北アイルランド)やサイモン・ダイソン(英)を大差(5アップ&7アップ)で下したマスターズチャンピオンのアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が準決勝進出。予選Dグループを通過したロス・フィッシャー(英)との対戦が決定した。

 今大会には現在賞金ランク1位から4位までを占めるリー・ウェストウッド(英)、マーティン・カイマー(独)、マッキルロイ、ケイシーのトップ4が出場していたが、全員が予選で敗退する番狂わせが起きた。期待のマッキルロイを撃破したカブレラは「ショットが凄く良い。パットの調子も良いし言うことはない。チャンスにすべてのパットを決めることが出来た。これほど好調なのは久し振り。セミファイナル(準決勝)にも気分良く臨めるよ」と上機嫌で必勝を誓った。

 2年前の今大会でアーニー・エルス(南ア)と決勝戦を戦い敗れたものの、準優勝に輝いているカブレラ。果たして今回は決勝進出、そして優勝となるかどうか注目だ。

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