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世界マッチプレー選手権復活! L.ドナルドが王座を狙う

2011年5月19日(木)午後1:16

 ルーク・ドナルド(英)が、初めての世界ランクNo.1獲得に向けて、ボルボ世界マッチプレー選手権(現地時間19?22日/スペイン、フィンカ・コルテシン)に挑む。

 欧州ツアーのスペイン3連戦最終戦となる今大会は、昨年開催されなかったが今年は何とか形を取り戻した。大会フォーマットもユニークなもので、様々な資格で出場する24人が、8つのグループに分かれて最初の2日間にマッチプレー方式の“リーグ戦”を行う。各グループのトップ2のみが週末に進め、ここでノックダウン・ステージと呼ばれる16人の戦いが展開される。

 優勝すれば王座に就けるドナルドは、2月のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権でも優勝しており、現在、リー・ウェストウッド(英)に次ぐ世界ランキングNo.2。「今はすごく自信があるんだ。ここ半年間はすごく安定してプレーできているし、(アクセンチュア)マッチプレーでの優勝がさらに自信を高めてくれているからね。もちろん、ライダーカップ、ウォーカーカップ、そして今年のアクセンチュアと自分のマッチプレーでの戦績もすごくいいというのもある。相手との1対1の戦いは楽しいよ」と、笑みがこぼれる。ここ14試合中13試合でトップ10入りしており、可能性は十分。史上初の両マッチプレー選手権制覇に意欲満々だ。

 今大会はドナルドも含め、世界ランクトップ6のうちフィル・ミケルソン(米)をのぞく5人が集結する。王座を死守したいウェストウッドは、インドネシア、韓国と2大会連続優勝して以来の試合出場で、勝つ気満々。昨年のライダーカップでペアを組んだドナルドの好調ぶりには「全然驚かないよ。だってボールはまっすぐ飛ぶし、アイアンも素晴らしい。ショートゲーム、パターだってうまいんだから」と、ライバルながら絶賛しているが、ここは負けるわけには行かない。

 王座に返り咲きたいマーティン・カイマー(独)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)らを中心に激しい戦いが繰り広げられることになる。

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