米国時間4日に最新のゴルフ世界ランキングが発表され、ヒーロー・ワールド・チャレンジを制した松山英樹が6位と順位こそ変わらないものの、5位ジョーダン・スピース（米）との差を一気に詰めた。

　今年もタイガー・ウッズ（米）主催のヒーロー・ワールド・チャレンジに出場した松山は、2日目にトップに立つと3日目には圧巻の「65」を記録し独走態勢に。最終日は苦しみながらのラウンドとなったが、通算18アンダーでまわり、昨年最下位に終わった大会で見事優勝を飾った。

　この1勝で松山の総合ポイントは400台（401.30）に到達。順位こそ前週と変わらないものの、平均ポイントでは一つ上の5位スピース（8.6215）を1ポイント差以内（0.9041）にとらえ、トップ5も見えてきた。

　その他の日本勢は、国内ツアー最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップで2位タイに入り、初の賞金王に輝いた池田勇太が37位から34位に浮上。谷原秀人が57位、石川遼が94位、小平智が97位、片山晋呉が99位となっている。

　なお、ランキング上位は、1位ジェイソン・デイ（豪）、2位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、3位ダスティン・ジョンソン（米）のトップ3から10位までは変わらず。ワールド・チャレンジで3位タイに入ったリッキー・ファウラー（米）が一つ順位を上げ11位となっている。