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欧州ツアーは2日連続日没サスペンデッド

2011年2月19日(土)午前9:02

 欧州、アジア、インドの3ツアーが共催するアバンサ・マスターズ(インド、DLF G&CC)は現地時間18日、濃霧の影響で日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を行ったものの、進行が遅れて2日連続の順延が決まった。

 そんな中、第2ラウンドをホールアウトしたラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)が通算8アンダーまでスコアを伸ばし暫定トップ。1打差の暫定2位タイに地元のヒーロー、ジーブ・ミルカ・シン(インド/11ホール終了)、アジアの星トンチャイ・ジェイディ(タイ/11ホール終了)ら実力者が並んだが、前日首位に立っていたロバート・ジャン・ダークセン(オランダ)は第2ラウンド9ホール消化で通算4アンダーとスコアを落とし、暫定24位タイに後退している。

 暫定ながら単独トップに浮上したカブレラ-ベロはまだ26歳。2年前のオーストリア・オープン最終日に欧州ツアー記録に並ぶ『60』と爆発し初優勝を飾っている。その時以来の優勝争いに「ゴルフという不思議なゲームでは1日、1日、それこそワンショット、ワンショットに集中しなければすぐに滑り落ちてしまう。今日も上がり3ホールで2ボギーを叩いてしまった。最終日まで良いプレーをして、そこで優勝のチャンスがあれば迷わず取りにいくよ」と抱負を口にした。

 一方、日本勢で第2ラウンドを回り終えたのは平塚哲二ただひとり。その平塚は3バーディ、3ボギーのイーブンパー72と平凡なスコアにとどまり、通算イーブンパー暫定57位タイに低迷中。また丸山大輔(13ホール終了)、谷原秀人(12ホール終了)、久保谷健一(9ホール終了)の3人も平塚と同じ通算イーブンパー暫定57位タイと、現時点では予選突破圏内につけているが、今後の展開次第では苦しい状況が続きそうだ。

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