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L.ウェストウッド2年ぶりVで賞金王に名乗り!

2009年10月19日(月)午前9:57

 9年前の欧州ツアー賞金王リー・ウェストウッド(英)が、ようやくウイナーズサークルに戻って来た。

 同ツアーのポルトガル・マスターズ(ポルトガル、オセアニコ・ビクトリアGC)は現地時間の18日、最終ラウンドを終了。この日ノーボギーの6アンダー66をマークし、通算23アンダーまでスコアを伸ばしたウェストウッドが07年のブリティッシュ・マスターズ以来、およそ2年ぶりに嬉しいツアー19勝目を挙げた。

「勝たなきゃ意味がない」と現在闘病中のスペインの英雄、セベ・バレステロスの元キャディ(現在ウェストウッドの帯同キャディ)に尻を叩かれ、自らも「とにかく勝つことが目標」と優勝にこだわって首位と3打差の3位からスタートしたウェストウッドは、出だしから4連続バーディで上位にプレッシャーをかけると、ミスを最少限に抑えた安定したプレーでノーボギーのラウンドを貫いた。そして終盤、首位に立っていたフランセスコ・モリナリ(イタリア)が16番、17番で1メートル前後の短いパットを外した隙に頭ひとつ抜け出し、最後はモリナリに2打差をつけて栄冠に輝いた。

 2年前に2勝して以来、プレーオフで敗れること3回。トップ10に26回は入りながら、優勝は遠かった。昨年の全米オープンでは最終日をタイガー・ウッズ(米)と同組で回り、1打足りずにプレーオフ進出を逃した。00年には27歳の若さで賞金王に輝きながら、その後スランプに陥り世界ランク100位以下に低迷したことも。だがこの優勝で本人は「もう1度、世界ランクトップ5に返り咲きたい」と大きな目標を口にした。「勝てないときは優勝争いをしていても、またどこかでミスをしてしまうんじゃないか、という気持ちになってしまった。でも勝ち癖がつけば、争うたびに好結果が出る。この優勝で勝ち癖がつくと良いね」とウェストウッドは童顔を綻ばせた。

 これで欧州ツアー賞金ランクもローリー・マッキルロイ(北アイルランド/30位タイでフィニッシュ)を抜いて1位に浮上。9年ぶりの賞金王のタイトルが現実味を帯びてきた。他の選手にとっては手強い相手を勢いづかせてしまったようだ。

 その他、通算19アンダー、単独3位にメジャー3勝のパドレイ・ハリントン(アイルランド)が入り、通算18アンダー、4位タイにピーター・ハンソン(スウェーデン)とマーセル・シーム(独)。前日トップのレティーフ・グーセン(南ア)はスコアを3つ落とし、通算17アンダー、6位タイで4日間の競技を終えている。

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