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L.ロバーツが3人プレーオフで優勝! G.ノーマン自滅

2009年7月27日(月)午前11:45

 ローレン・ロバーツ(米)が激戦を制し、全英シニアオープン選手権3年ぶりの2勝目を挙げた。

 米チャンピオンズツアーのメジャー大会である同大会は現地時間26日、英、サニングデールGC(オールドC)で最終ラウンドの競技を終了。単独首位でスタートしたグレッグ・ノーマン(豪)の動向に注目が集まった。だが、ノーマンはフロントナインを1バーディ、2ボギーと足踏み状態。バックナインに入って2つバーディを奪い、通算11アンダーまでスコアを伸ばした。だが、大詰めの17番でティーショットを林に打ち込み痛恨のダブルボギー。通算9アンダーに後退し6位タイに終わった。

 このスキを突いたのがこの日3アンダー67で回ったロバーツ、フレッド・ファンク(米)、6アンダー64を叩き出したマーク・マクナルティ(アイルランド)の3人。通算12アンダーでお互い譲らず、プレーオフに突入した。ロバーツは1ホール目でマクナルティと共にバーディを奪い、パーのファンクが脱落。2ホール目は2人ともパーで勝負は3ホール目に持ち越された。ティーショットをラフにぶち込んでボギーとしたマクナルティに対し、パーで切り抜けたロバーツがターンベリーで行われた2006年以来の大会制覇を決めた。

 ロバーツはプレーオフ2ホール目で約2メートルのバーディチャンスを逃したとき、「絶好のチャンスだったから負けたと思った。ラインを考えすぎてスピードを忘れていた」と苦笑するが、マクナルティもバーディを獲れずに命拾い。次のホールで勝ち星を手に入れた。「今年は精神的に少し苦しんでいた。良いショットを打つことができなかったし。でも、今日はギブアップせずにプレーできた」とロバーツは自信を取り戻し、会心の笑顔を見せた。

 一方、首位で最終日を迎えながら自滅したノーマンは「ゴルフが良くなっていることに疑いはない。でも練習不足」とばっさりと切り捨てた。また、前週の全英オープンで59歳10か月の最年長優勝を目前にしながら、プレーオフで涙を呑んだトム・ワトソン(米)は3アンダー67でホールアウト。通算7アンダー8位タイに順位を上げて大会を終え、次週に控えた全米シニアオープン選手権に意欲を見せている。

 その他、プレーオフに1打及ばない単独4位にベルンハルト・ランガー(独)。日本勢で唯一予選を突破した尾崎直道は1つスコアを落とし、通算4オーバー47位タイでコースを後にした。

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