タイガー・ウッズ（米）がメジャー通算15勝目に向けて自信を見せた。

　第142回 全英オープン（現地時間18?21日／スコットランド、ミュアフィールド）開幕前の公式会見に登場したタイガーは、全米オープンで痛めた左肘について「肘はもう大丈夫だ。調子は最高だし、メジャー大会に素晴らしい状態で入ることができる」とケガの回復をアピール。さらに「今年は4勝していて、良いシーズンを送っている。メジャーでは5年間も勝てていないけれど、チャンスは何度もあった。この状態を続けて行くことこそ必要で、そうすればいずれ（メジャータイトルを）獲得できるだろう」と自信たっぷりに宣言した。

　コースの地面が固くなることを想定して、全米オープン以来、治療に専念。その甲斐あって万全の状態で現地入りしたことを強調した。

　これまでメジャー通算14勝を誇るが、最後に勝ったのは2008年の全米オープン。その後、公私ともに起きた様々なことを乗り越えつつあるタイガーが、世界最古のトーナメントでどんな戦いを見せてくれるのか？　誰もが注目する中、世界ランキングNo.1の最強ゴルファーが完全復活を目論んでいる。