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タイガー、8打差圧勝で初代フェデックスカップ王者に!

2007年9月17日(月)午前0:00

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 ライバルたちの前で、王者がその強さを存分に示した。

 米ツアー、フェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦、ザ・ツアー選手権は、同シリーズポイントランキング上位30人だけが出場を許された特別なトーナメント。これにふさわしく、世界No.1のタイガー・ウッズ(米)が独走した。

 舞台となったイースト・レイクGC(ジョージア州アトランタ)が酷暑に襲われグリーンが荒れてしまい、大会直前まで練習ラウンドすら制限されるという異常事態に見舞われたが、タイガーはそんな事情にもまったく揺るがない。3打差単独首位で迎えた最終ラウンド(現地時間16日)は、2番でボギーが先行したものの、6、8、9番でバーディ。喰らいついてくる同組のベテラン、マーク・カルカベッキア(米)に隙を見せない。

 バックナインに入ってからは更にショットが冴え、13番でピン2.5メートルにピタリとつけるバーディを奪うと、続く14、16番でもバーディ。17番ボギーで一歩後退したが、72ホールで257ストロークは自己ベスト。通算23アンダーで後続に8打差をつけ勝利をものにした。また同時に、今季からツアーに導入されたフェデックスカップ初代王者のタイトルも手にし、ボーナス1,000万ドル(約11億5,000万円)を獲得した。

 シリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権でライバルのフィル・ミケルソン(米)との直接対決に敗れたときは他の選手をホッとさせたが、その後2戦2勝。今大会で2位タイとなったカルカベッキア、ザック・ジョンソン(米)はもちろんのこと、通算10アンダー7位タイのビジェイ・シン(フィジー)、通算5アンダー20位のミケルソン、通算イーブンパー26位タイのアーニー・エルス(南ア)らライバルたちに力の差をハッキリと示し、自らのシーズンを終えた。

 タイガーはこの勝利でツアー通算61勝目。アーノルド・パーマー(米)のツアー勝利数、「62」にあと1つと迫る記録に「私にとってのキング、パーマーの記録に近づき、それに並ぶ可能性があることは本当にうれしい」と白い歯を除かせた。

 米ツアーは、次週からフォールシリーズに突入。これまでとは一転して、賞金ランキング125位までに与えられる来季のシード権をかけたサバイバルレースが始まる。

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