世界ランクNo.1のタイガー・ウッズ（米）がホストを務めるチャリティイベント、ターゲット・ワールド・チャレンジが現地時間13日、カリフォルニア州のシャーウッドCCで開幕する。

　全員で16人がその技を競うが、タイガーを筆頭に10人が世界ランクトップ20に入るつわもの達。8か国から集結するメンバーには、マスターズ王者のザック・ジョンソン（米）、全英オープン王者のパドレイ・ハリントン（アイルランド）、そして全米プロ王者のタイガーと今年のメジャーウィナーが3人も含まれており、ファンにはたまらない。

　他には、世界ランク3位のジム・フューリック（米）やメジャー3勝の練習の虫、ビジェイ・シン（フィジー）も今年最後の荒稼ぎを狙っている。さらに、フレッド・カプルス（米）らのベテランに、2年連続カムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたスティーブ・ストリッカー（米）も乗り込んでくる。

　コースはややトリッキーだが、例年寒さとの戦いとなる大会だけに、体調管理が問われる。例年と違い、米男子ツアーはフェデックスカップのプレーオフシリーズを導入し、早々とオフに突入。トッププレーヤー達は世界のあちこちからオファーを受けて飛び回った。だが、ホストのタイガーは6月に生まれた長女、サム・アレクシスちゃんに夢中の日々を過ごした。ここから試合モードにどれだけ戻れるか。ホストの活躍はそこにかかっている。