メジャーなどの海外遠征を含めて17週連続で試合に出場し、史上最年少の18歳で賞金王のタイトルを手にした石川遼だが、シーズン終了後も多忙な日々を送っている。

　タイトルを決めたシーズン最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップ終了後も、JGTO表彰式、Hitachi 3Tours Championship 2009などでファンの前に姿を見せていた石川は、今週に入っても15日から3日連続でプロアマやテレビマッチに出場。さらに19日からはドラコン大会出場のため、沖縄へ飛ぶ予定となっている。

　その合間を縫ってトレーニングや練習に励んでいるが、高校生活最終年の今年も勉強に勤しむヒマはあまりなさそうだ。

　石川たった1人で数百億円と言われる経済効果を生み出すだけに、休む暇がないのも無理はない。しかし日本ゴルフ界を背負って立つ存在を、故障やバーンアウトさせないように長期的な視野を持ってもらいたいものだ。