今季メジャー初戦が開幕! トンプソンと渡邉の飛ばし屋対決に注目
2016年5月4日(水)午後4:26
国内女子ツアーの今季国内メジャー初戦ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップが5日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に開幕。昨季賞金女王のイ・ボミ(韓)、テレサ・ルー(台)、渡邉彩香、米女子ツアー組からは宮里美香、レクシー・トンプソン(米)らが参戦する。
今季は戦略性に富んだ東コースで行われ、全長6,605ヤードとメジャーならではの長めのセッティング。各ホール豊かな木々でセパレートされており、自然の地形を巧みに生かしたアンジュレーションに富んだ難関コースだ。精度の高いショット、正確なパッティング力が問われ、真の実力者だけが勝ち抜ける戦い。
昨季大会は国内ツアー初出場のチョン・インジ(韓)が通算12アンダーで優勝。昨年最終日、後続と5打差の単独首位でスタートしたインジは3バーディ、4ボギーの1オーバー73でホールアウト。メジャー最少スコアの14アンダーには届かなかったものの、大舞台でツアー初勝利を手にした。
さらに、今大会には米ツアーから美香、ロレックスランキング(女子世界ランク)3位のトンプソンらが参戦。美香は今季国内ツアー初参戦、トンプソンは昨年の日米共催大会ミズノクラシック以来の出場となる。また、同選手は初日のペアリングが渡邉彩香と同組とあって、日米飛ばし屋対決に多くのギャラリーが集まりそうだ。一方の美香は昨季大会2位の上田桃子、現在賞金ランク2位のキム・ハヌル(韓)と同組となった。
国内ツアー組も、史上初のキャリアグランドスラムに王手をかけるテレサをはじめ、リオデジャネイロ五輪代表圏内の大山志保、賞金ランクトップを走るボミ、同9位の菊地絵理香など注目の選手が多数参戦。今季メジャー初戦を制する真の実力者は誰なのか、目が離せない。