19歳の三ヶ島が首位T発進! 渡邉は1打差、L.トンプソンも好位置に
2016年5月5日(木)午後6:23
国内女子ツアーの今季公式戦初戦ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップが5日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ツアールーキーの三ヶ島かなとフェービー・ヤオ(台)が首位に並び、1打差3位タイに渡邉彩香らが続いている。
昨年のファイナルQTで5位に入った19歳が好発進を切った。午前アウトスタートの三ヶ島は1番パー5でバーディ発進を切ると、1アンダーで迎えた9番から連続バーディ。直後の11番でボギーを喫するも、そこから崩れることなく15番、17番と伸ばし、6バーディ、2ボギーの「68」で初日を終えている。今季出場8試合のベストは16位タイ、この大舞台で2日目以降も勢いを保てるだろうか。
「リオ五輪の前の公式戦は、ここだけ」と五輪出場へ向けてもメジャーVの欲しい渡邉は、4バーディ、1ボギーの内容。前半ノーボギーの4アンダーで一時首位タイにつけながら後半に失速し、今季1勝の菊地絵理香、李知姫(韓)らと3位タイに並んだ。渡邉とともに回ったレキシー・トンプソン(米)は、最終9番パー5のイーグルで2アンダー70にまとめて8位タイ。同組対決となった日米の飛ばし屋はいずれも上々のスタートとなった。
トンプソンと並ぶ8位タイには、キャリアグランドスラムに王手をかけるテレサ・ルー(台)や若林舞衣子らも名を連ねている。そのほか、昨季の賞金女王イ・ボミ(韓)や宮里美香、松森彩夏らが1アンダー71の14位タイ。ルーと同じくグランドスラム王手の不動裕理はイーブンパー72の20位タイにつけた。
2014年大会を制した成田美寿々は、前週覇者の福嶋浩子や笠りつ子、吉田弓美子らと同じ1オーバー73の29位タイ。一方で上田桃子やキム・ハヌル(韓)らは、3オーバー75の60位タイと出遅れており、「76」と崩れた大山志保も79位タイから2日目の巻き返しを目指すこととなった。