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海外男子

タイガー3連覇遠のく、アメリカ勢はV争い蚊帳の外

2010年7月18日(日)午前10:43

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 リーダーボードの上位を南ア&ヨーロッパ勢が独占する格好となった第139回全英オープン。タイガー・ウッズ(米)が挑んだセントアンドリュース(オールドC)での大会3連覇は絶望的となった。

 現地時間17日、日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行なった今季メジャー第3戦。前日、天候を味方につけて単独トップに立ったルイス・ウーストハウゼン(南ア)がさらにスコアを伸ばして首位の座を守ったが、彼を追いかける上位陣は単独2位につけたポール・ケイシー(英)ら欧州勢ばかり。アメリカ勢でもっとも上位につけるのは、先月の全米オープンで優勝争いを演じたダスティン・ジョンソン(米)で通算6アンダー、単独7位。全米では3日目を終えて後続に3打のリードを奪いながら最終日に崩れグラエム・マクドウェル(北アイルランド)に逆転を許したが、今回は7位からさらなる上位進出を狙っている。

 ジョンソンの他、トップ10(タイを含む)以内につけるアメリカ勢はニック・ワトニー、ショーン・オヘア、リッキー・バーンズの3名だけ。タイガーはスコアを1つ落とし、通算3アンダーの18位タイに後退。メジャー通算15勝目が遠のいた。

「13番(ボギー)、14番(パー)で連続3パットを叩いていたら勝負にならない。ショットは悪くないけれど、パットが足を引っ張ってしまった。グリーンのスピードに上手く対応できていないし、パットが決まらないから流れを作ることが出来なかった」と反省しきりのタイガー。「ここは忍耐力が試される場。一生懸命頑張って耐えたけれど、これだけ何も起こせないと苦しい」とイライラを募らせていた。

 また、優勝候補の一角でもあったフィル・ミケルソン(米)は2アンダー70で回り、通算2アンダーとして26位タイまで順位を上げたが、優勝争いとはほど遠い状況。最終日、アメリカ勢の中から優勝戦線に割って入る選手は出てくるのだろうか?

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