ニュース・コラム

海外男子

タイガーも「すごい」! R.バーンズが『62』の猛攻で優勝戦線浮上

2010年6月6日(日)午前10:49

この記事のキーワード
 リッキー・バーンズ(米)がコースレコードにあと1打と迫る10アンダー62をマークし優勝戦線に浮上した。

 現地時間5日に行なわれた米男子ツアー、ザ・メモリアル・トーナメント(オハイオ州ミュアフィールド・ビレッジGC)第3ラウンド。雷雲が近づき中断を挟むなど、各選手とも集中力を保つのに苦労したが、そんな中でディフェンディングチャンピオンのタイガー・ウッズ(米)と同組でプレーしたバーンズが1イーグル、8バーディの猛攻で『62』と爆発。通算13アンダー、前日の25位タイから一気に2位タイにジャンプアップし、悲願の初優勝に向けて絶好のポジションを確保した。

 ちなみに、同組のタイガーは2日連続『69』で通算6アンダー、20位タイにつけたが、バーンズの『62』はタイガーと同組で回った選手がマークした歴代ベストスコア。「1番で10メートル以上のパットが真ん中から入ってくれた。あれが大きかったね。外れたら2、3メートルオーバーしていたところだから。ずっとショットの調子が良いのに、パットさえ噛み合えばと思っていた。思い通りのゴルフができた。タイガーも“すごいラウンドだった”と言ってくれた」と、バーンズは自らの好プレーを振り返って興奮気味に話す。

 そんな好プレーの中でもクライマックスだったのは11番パー5。ピンまで残り108ヤードをウェッジで狙ったバーンズの第3打は、グリーン手前のクリークをわずかに超えたところに跳ね、そのままカップに吸い込まれるスーパーショット。起死回生のイーグル奪取で観客を熱狂させた。

 アマチュア時代は最高峰の全米アマを制し、2003年のマスターズでは予選ラウンドをタイガーと同組で回り、ローアマに輝いて話題になったことも。しかしプロ入りしてからはパッとせず、昨年ベスページで行なわれた全米オープンで2位タイに食い込み久々に脚光を浴びた。だが、その後は低迷し昨年の賞金ランクは120位。完全な一発屋に終わったことを本人いたく反省し猛練習。今季はすでにマスターズ(10位タイ)を含む4試合でトップ10入りを果たしている。単なる飛ばし屋から成熟したゴルファーへ生まれ変わろうとする29歳の夢が叶う瞬間が、着々と近づいてきているようだ。

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。