国内男子
石川遼が初エース達成! 2位タイで決勝ラウンドへ
2010年9月25日(土)午後6:50
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石川遼が“ホスト大会制覇&アジア王者”のダブル戴冠へ向け、絶好の位置で決勝ラウンドを迎えることになった。
国内男子ツアーのアジアパシフィック パナソニックオープンは25日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に第2ラウンドの競技を行い、パナソニック所属でホストプロの石川がツアー初のホールインワンを達成するなど1アンダー70とスコアを伸ばし、通算3アンダーで2位タイに浮上した。同じ2位タイに甲斐慎太郎、単独首位には通算4アンダーの小田龍一が立っている。
初日のプレーが荒天中止となり54ホール短縮競技に変更された今大会。天候が回復した2日目に行われた第1ラウンドで、石川は終盤連続バーディを奪いギャラリーを沸かせるなど2アンダー69の9位タイと好発進を切っていた。それでも「短期決戦になったからにはスコアのキープは考えない。もっともっと伸ばして上を目指すのみ!」と力強く語った19歳が、この日も会場に集まった大観衆を魅了した。
インスタートの前半は我慢のゴルフだった。好調なショットにパットが噛み合わず、幾度もあったバーディチャンスを決めきれない。結局フロントナイン全てパーでスコアを伸ばせずハーフターン。後半最初の1番パー4では、2打目がバンカーにつかまりボギーが先行してしまう。5番でようやく初バーディを奪い迎えた6番ショートホール。打ち下ろしの187ヤードを7番アイアンで振り抜いたボールは、ピン手前に落ち吸い込まれるようにカップの中へ。「ファンの大歓声で入ったんだと分かった。本当にスカッとしました」と、2008年のプロ転向以来ツアーでは自身初となるエース(ホールインワン)を記録。トップと1打差の好位置で決勝ラウンドを迎えることになり、「自分のホスト大会で優勝争いができて嬉しい」と声を弾ませた。
その他上位陣は、通算2アンダー4位タイにディフェンディング・チャンピオンの丸山大輔、片山晋呉、S・K・ホ(韓)ら7人が続き、通算1アンダー11タイに細川和彦、すし石垣などがつけている。予選ラウンドを石川と同組で回った薗田峻輔は通算3オーバー45位タイ、2週連続優勝を狙う池田勇太は通算4オーバー48位タイと低迷中。なお、今大会はアジアンツアーにも組み込まれ出場選手の大半がアジア各国の海外プレーヤーということもあり、優勝者はまさにゴルフの“アジア王者”となる。
国内男子ツアーのアジアパシフィック パナソニックオープンは25日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に第2ラウンドの競技を行い、パナソニック所属でホストプロの石川がツアー初のホールインワンを達成するなど1アンダー70とスコアを伸ばし、通算3アンダーで2位タイに浮上した。同じ2位タイに甲斐慎太郎、単独首位には通算4アンダーの小田龍一が立っている。
初日のプレーが荒天中止となり54ホール短縮競技に変更された今大会。天候が回復した2日目に行われた第1ラウンドで、石川は終盤連続バーディを奪いギャラリーを沸かせるなど2アンダー69の9位タイと好発進を切っていた。それでも「短期決戦になったからにはスコアのキープは考えない。もっともっと伸ばして上を目指すのみ!」と力強く語った19歳が、この日も会場に集まった大観衆を魅了した。
インスタートの前半は我慢のゴルフだった。好調なショットにパットが噛み合わず、幾度もあったバーディチャンスを決めきれない。結局フロントナイン全てパーでスコアを伸ばせずハーフターン。後半最初の1番パー4では、2打目がバンカーにつかまりボギーが先行してしまう。5番でようやく初バーディを奪い迎えた6番ショートホール。打ち下ろしの187ヤードを7番アイアンで振り抜いたボールは、ピン手前に落ち吸い込まれるようにカップの中へ。「ファンの大歓声で入ったんだと分かった。本当にスカッとしました」と、2008年のプロ転向以来ツアーでは自身初となるエース(ホールインワン)を記録。トップと1打差の好位置で決勝ラウンドを迎えることになり、「自分のホスト大会で優勝争いができて嬉しい」と声を弾ませた。
その他上位陣は、通算2アンダー4位タイにディフェンディング・チャンピオンの丸山大輔、片山晋呉、S・K・ホ(韓)ら7人が続き、通算1アンダー11タイに細川和彦、すし石垣などがつけている。予選ラウンドを石川と同組で回った薗田峻輔は通算3オーバー45位タイ、2週連続優勝を狙う池田勇太は通算4オーバー48位タイと低迷中。なお、今大会はアジアンツアーにも組み込まれ出場選手の大半がアジア各国の海外プレーヤーということもあり、優勝者はまさにゴルフの“アジア王者”となる。