国内男子
B.ジョーンズ逆転優勝 遼ホストV逃すも「来年こそは!」
2010年9月26日(日)午後6:00
国内男子ツアーのアジアパシフィック パナソニックオープンは26日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に最終ラウンドの競技を行い、トップと3打差11位タイからスタートしたブレンダン・ジョーンズ(豪)が5アンダー66の好スコアをマーク。通算6アンダーまでスコアを伸ばし、2007年以来約3年ぶりとなる優勝でツアー通算9勝目を挙げた。パナソニック所属でホスト大会制覇を狙った石川遼は2オーバー73と崩れ、通算1アンダー13位タイに終わっている。
前半までは最終組の石川、小田龍一、甲斐慎太郎による激しい首位争いが展開された。通算3アンダー2位タイから出た石川は1番でいきなりボギーを叩くも、4番で5メートルのバーディパットを沈め、5番ではカラーからのロングパットをねじ込み連続バーディ。この時点で石川と甲斐が通算4アンダーで首位タイに並び、単独トップで出た小田は5番をボギーとして通算3アンダー3位タイに後退する。続く6番パー3、前日このホールでツアー初のホールインワンを達成した石川だったが、この日はピンに絡まずバーディパットも外れて結局パー。
フロントナイン終盤の7番、9番で甲斐がバーディを奪い通算6アンダー単独トップに立ち、石川と小田が2打差で追走しながら勝負の“サンデーバックナイン”へ。すると後半最初の10番、石川がティーショットを林に打ち込むトラブルから痛恨のダブルボギー。ここで優勝戦線から脱落してしまうと、首位の甲斐もこのホールをボギーとして通算5アンダー。そんな中、最終組の3つ前を回るジョーンズが13番からの2連続バーディで通算6アンダーまで伸ばし、一気に単独トップへ躍り出る。ジョーンズは重圧のかかる上がり4ホールをパープレーで凌ぎ、単独トップのままホールアウト。そのあと後続が誰も追いつけず、ジョーンズの優勝が決まった。
最終組の3人は小田が通算5アンダーで単独2位に食い込むも、甲斐は終盤にスコアを落とし通算3アンダー6位タイ。石川は17番、18番で連続ボギーを叩き通算1アンダーまで後退し13位タイとなった。その他、ディフェンディング・チャンピオンの丸山大輔、すし石垣、金庚泰(韓)が通算4アンダー3位タイ。前週ANAオープンで今季2勝目を挙げた池田勇太は73-73-72と3日連続オーバーパーで、通算5オーバー41位タイに沈んでいる。
予選ラウンドを2位タイの好位置で終えホスト大会Vに期待が集まった石川だが「最終日は最後の最後で精彩を欠いてしまったけど、全体的には悪いラウンドではなかった」とコメント。「今回の六甲国際のような難しいセッティングでも対応できるようになってきた。ホスト大会制覇については『来年こそは!』という気持ち」と力強い発言も飛び出し、初日の荒天中止、自身のホールインワンなど激動の短期決戦となった今大会を締めくくった。
前半までは最終組の石川、小田龍一、甲斐慎太郎による激しい首位争いが展開された。通算3アンダー2位タイから出た石川は1番でいきなりボギーを叩くも、4番で5メートルのバーディパットを沈め、5番ではカラーからのロングパットをねじ込み連続バーディ。この時点で石川と甲斐が通算4アンダーで首位タイに並び、単独トップで出た小田は5番をボギーとして通算3アンダー3位タイに後退する。続く6番パー3、前日このホールでツアー初のホールインワンを達成した石川だったが、この日はピンに絡まずバーディパットも外れて結局パー。
フロントナイン終盤の7番、9番で甲斐がバーディを奪い通算6アンダー単独トップに立ち、石川と小田が2打差で追走しながら勝負の“サンデーバックナイン”へ。すると後半最初の10番、石川がティーショットを林に打ち込むトラブルから痛恨のダブルボギー。ここで優勝戦線から脱落してしまうと、首位の甲斐もこのホールをボギーとして通算5アンダー。そんな中、最終組の3つ前を回るジョーンズが13番からの2連続バーディで通算6アンダーまで伸ばし、一気に単独トップへ躍り出る。ジョーンズは重圧のかかる上がり4ホールをパープレーで凌ぎ、単独トップのままホールアウト。そのあと後続が誰も追いつけず、ジョーンズの優勝が決まった。
最終組の3人は小田が通算5アンダーで単独2位に食い込むも、甲斐は終盤にスコアを落とし通算3アンダー6位タイ。石川は17番、18番で連続ボギーを叩き通算1アンダーまで後退し13位タイとなった。その他、ディフェンディング・チャンピオンの丸山大輔、すし石垣、金庚泰(韓)が通算4アンダー3位タイ。前週ANAオープンで今季2勝目を挙げた池田勇太は73-73-72と3日連続オーバーパーで、通算5オーバー41位タイに沈んでいる。
予選ラウンドを2位タイの好位置で終えホスト大会Vに期待が集まった石川だが「最終日は最後の最後で精彩を欠いてしまったけど、全体的には悪いラウンドではなかった」とコメント。「今回の六甲国際のような難しいセッティングでも対応できるようになってきた。ホスト大会制覇については『来年こそは!』という気持ち」と力強い発言も飛び出し、初日の荒天中止、自身のホールインワンなど激動の短期決戦となった今大会を締めくくった。