国内男子
遼まさかの4連続ボギー! 勇太は“最難関”を攻略
2011年5月14日(土)午後6:16
国内男子ツアー、今季最初の公式戦となる日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯は14日、小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫)を舞台に第3ラウンドの競技を終了。首位タイでスタートした河井博大が通算6アンダーでトップの座を守ると共に、ベ・サンムン(韓)が難コースをものともしない5アンダー66の猛攻で、トップタイに躍り出た。
メジャーのセッティングに加えて強風の影響もあり、誰もがスコアメークに苦しんだ3日目。第2ラウンドまでイーブンパーでしのいで来た石川遼もその例外ではなかった。「前半はいいゴルフができていた」と振り返った通り、石川は2バーディ、1ボギーで前半を折り返し、上位に名を連ねたままバックナインに入った。
しかし、後半は一変。10番パー4のセカンドで寄せに失敗し、グリーンをとらえられずボギーを叩くと、11番パー5では第2打を林に打ち込み連続ボギー。続く12番パー3ではバンカーに捕まり、13番では短めのパーパットを決めきれず。まさかの4連続ボギーで順位を大きく下げた。
それでも、直後の14番でバーディを奪い、盛り返したかに見えた石川。続く15番、517ヤードでパー4という最難関ホールでは、第3打のアプローチがもう少しでチップインという軌道ながらもカップをオーバー。返しも決めきれず、またもボギーとなった。石川は結局、3バーディ、6ボギーの3オーバー74でホールアウト。通算3オーバーは首位に9打差の26位タイ。優勝戦線から大きく遠のくことになった。
石川が苦しんだ難関の15番で魅せたのは、2年前の大会チャンピオンにしてホストプロの池田勇太だった。池田自身思い描いた通りだったというティーショットとセカンドで2オンに成功し、13メートルの長いバーディパットをねじ込む。「上りのフックを読み切って強く打てた」と自画自賛のコメントも出たバーディ。この日プレーした68人の中で、唯一のバーディ奪取となった。
池田は最終18番でボギーを叩き一歩後退したが、それでもこの日4バーディ、3ボギーの1アンダー70で通算2アンダー。昨季賞金王の金庚泰(韓)、武藤俊憲と並び、首位に4打差の5位タイに浮上した。
首位タイでスタートした松村道央は河井、ベ・サンムンとトップを争っていたが、最終18番でスコアを1つ落とし通算5アンダー。首位に1打差の単独3位としている。その他、ジェイ・チョイ(米)が通算3アンダーで単独4位。トップに1打差の4位タイという好位置につけていた藤田寛之は、5番パー5で9打を叩き、11番でもダブルボギーを喫するなど6オーバー77で石川と並ぶ26位タイに大きく後退した。
ディフェンディング・チャンピオンの谷口徹はスタート直後に腰痛のため無念の棄権となり、師弟関係にある松村に後を託すことになった。
メジャーのセッティングに加えて強風の影響もあり、誰もがスコアメークに苦しんだ3日目。第2ラウンドまでイーブンパーでしのいで来た石川遼もその例外ではなかった。「前半はいいゴルフができていた」と振り返った通り、石川は2バーディ、1ボギーで前半を折り返し、上位に名を連ねたままバックナインに入った。
しかし、後半は一変。10番パー4のセカンドで寄せに失敗し、グリーンをとらえられずボギーを叩くと、11番パー5では第2打を林に打ち込み連続ボギー。続く12番パー3ではバンカーに捕まり、13番では短めのパーパットを決めきれず。まさかの4連続ボギーで順位を大きく下げた。
それでも、直後の14番でバーディを奪い、盛り返したかに見えた石川。続く15番、517ヤードでパー4という最難関ホールでは、第3打のアプローチがもう少しでチップインという軌道ながらもカップをオーバー。返しも決めきれず、またもボギーとなった。石川は結局、3バーディ、6ボギーの3オーバー74でホールアウト。通算3オーバーは首位に9打差の26位タイ。優勝戦線から大きく遠のくことになった。
石川が苦しんだ難関の15番で魅せたのは、2年前の大会チャンピオンにしてホストプロの池田勇太だった。池田自身思い描いた通りだったというティーショットとセカンドで2オンに成功し、13メートルの長いバーディパットをねじ込む。「上りのフックを読み切って強く打てた」と自画自賛のコメントも出たバーディ。この日プレーした68人の中で、唯一のバーディ奪取となった。
池田は最終18番でボギーを叩き一歩後退したが、それでもこの日4バーディ、3ボギーの1アンダー70で通算2アンダー。昨季賞金王の金庚泰(韓)、武藤俊憲と並び、首位に4打差の5位タイに浮上した。
首位タイでスタートした松村道央は河井、ベ・サンムンとトップを争っていたが、最終18番でスコアを1つ落とし通算5アンダー。首位に1打差の単独3位としている。その他、ジェイ・チョイ(米)が通算3アンダーで単独4位。トップに1打差の4位タイという好位置につけていた藤田寛之は、5番パー5で9打を叩き、11番でもダブルボギーを喫するなど6オーバー77で石川と並ぶ26位タイに大きく後退した。
ディフェンディング・チャンピオンの谷口徹はスタート直後に腰痛のため無念の棄権となり、師弟関係にある松村に後を託すことになった。