J.スピースが8位タイ発進 A.スコットは69位タイ アマ比嘉出遅れ
2016年11月17日(木)午後6:35
豪州&ワンアジアツアー共催のエミレーツ・オーストラリアン・オープンは現地時間17日、ロイヤル・シドニーGCで第1ラウンドの競技を終了。一昨季大会を制したジョーダン・スピース(米)は3アンダー69で首位と2打差の8位タイ、2009年王者のアダム・スコット(豪)は1オーバー73の69位タイとなり、日本から唯一出場のアマチュア・比嘉一貴(東北福祉大3年)は「75」の110位タイに沈んだ。
フィールド最高の世界ランキング5位につけるスピースは、グリーン上でやや苦戦しながらも4バーディ、1ボギーで首位と2打差と上々の滑り出し。5アンダー67で首位タイ発進を決めた同組のアマチュア、カーティス・ラック(豪)を「本当に素晴らしい選手」と称賛しつつ、自身のプレーについてはパッティングの修正を課題に挙げている。
一方、2度目の母国オープン制覇を目指すスコットは、トータル4バーディ、5ボギーでオーバーパーの出遅れ。2013年から2位、5位、2位タイという惜敗続きの流れを勝利で止めたいところだが、2日目のチャージで上位進出となるか。また、前月の日本オープンでローアマに輝き注目を集めた比嘉は1バーディ、4ボギーと苦戦。こちらも第2ラウンドでのチャージが期待される。
リーダーボード最上段は、5アンダー67の首位にラックとルーカス・ハーバート(豪)の2人。ライアン・フォックス(ニュージーランド)ら5人が1打差3位タイに続き、2週前に米ツアーで10年ぶりの優勝を飾ったロッド・パンプリング(豪)は1アンダー71の33位タイとなった。そのほか、米ツアー2勝のジョナサン・ヴェガス(ベネズエラ)はスコットと同スコアの69位タイ。同4勝のアーロン・バデリー(豪)は「74」の93位タイとなっている。